JR千葉支社ー3月ダイ改の労働条件を提案

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佐倉運輸区における運転士▲1、車掌▲4の要員削減を許すな!

特急列車削減による矛盾解消のために時間調整を実施

12月22日、JR千葉支社は、来年3月ダイ改の労働条件について提案を行ってきた。
3月ダイ改の概要は以下のとおり。
◆特急関係
◎わかしお10号 現行、勝浦発10時09分→10時33分に変更
◎安房鴨川発各駅停車からの接続に合わせわかしお20号、同24号について、発車時間を4分から2分の繰り下げ、
◆総武緩行線
◎平日の遅延時分解消に向け、津田沼駅への出区方法の変更及び津田沼~市川間の運転時分の見直し。
◎朝通勤時間帯の遅延吸収のため、中野駅での折り返し時間を4分10秒に拡大(現行1分50秒)。
◆総武快速線
◎平日、東京発19時15分の快速列車4分繰り上げて運転間隔を調整し、混雑緩和を計る。
◎ホームライナー(1号、3号、5号、7号、9号)について、船橋駅停車とする。
◆京葉線
◎新木場発17時台に西船橋方面の列車1本増発(3本→4本)。
◎東京総合司令室への運行管理移管に伴い、「ATOS通告伝達システム」使用による安全性向上のため、西船橋で列車番号を変更しない取り扱いとする。
◆総武本線
◎夜間帯に、千葉発21時56発の成東行き列車(6両)を増発。
◎千葉駅における佐倉、成田方面の列車間隔の均等化行う。
◆成田線・鹿島線
◎千葉発22時44分の銚子行き各駅停車(6両)を、成田発18時10分の銚子行きに差し替え。
◎千葉駅20時30分発の銚子行き各駅停車(6両)を、佐原止まりに変更。
◎千葉駅22時58分発佐原行き各駅停車(6両)を、銚子まで延長。
◆外房線
◎平日運転の快速列車を全日運転に変更(津田沼5時09分→上総一宮6時01分着 上総一ノ宮6時14分発→東京7時41分着)
◎勝浦4時25分始発の各駅停車を30分繰り下げる。
◎千葉発285M、289Mについて、混雑緩和のため8両及び10両編成とする。
◆内房線
◎木更津駅周辺の高校の始業時間に合わせ、安房鴨川発6時24分の列車を6時16分に繰り上げる。
◎千葉発1123Mについて、混雑緩和のため8両編成とする。
乗務キロ増なのに労働時間短縮=労働強化粉砕へ!
◆要員関係
◎要員関係では、佐倉運輸区について、佐原泊行路を日勤化した関係で運転士▲1名の削減、NEXの東京移管に伴い車掌▲4名の削減としている。
しかし、佐倉運輸区では運転士の乗務キロについては56・1km増、全体でも255・9km増えており、要員を削減する根拠が全くない状況だ。
しかも、乗務キロが増えているのに労働時間は6時間37分減っており、今年3月のダイ改に続き労働強化が図られている。
◎仕事と育児・介護の両立支援制度として、習志野運輸区に短時間行路(6時間)を1行路追加する(現行1行路)。
◎乗務員タブレットを使用した出先点呼の実施。
これに伴い、準備時間の変更を行うとしている。
◆ダイ改実施時期
来年3月のダイ改実施日は、3月26日(土)としている。

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