被爆64周年-ヒロシマ大行動を闘いぬく

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被爆64周年-ヒロシマ大行動を闘いぬく!
労働者の国際的団結で、核と戦争を廃絶しよう!
11月労働者集会への1万人結集実現を誓う!

全国から1800人が結集!「オバマ賛美」や「田母神講演」に怒りのデモ・シュプレヒコール

被爆64周年-8・6ヒロシマ大行動。全国から1800人が結集。「ヒロシマ・ナガサキを繰り返すな」を誓う
前列左から、田中康宏委員長、ホアン・デルポソ氏、反戦被爆者の会・下田礼子さん、高山俊吉弁護士
6日の早朝デモ終了後、原爆ドームをバックに、動労千葉派遣団、ホアン・デルポソ氏、動労西日本広島支部の仲間とともに

 被爆64周年を迎えた8・6ヒロシマ大行動は、既成の原水禁運動や日本共産党などがオバマの「核廃絶」を賛美し、一方では核武装を叫ぶ元空爆長・田母神が「8・6」その日に原爆ドームの間近で講演を行うという、これまでにない激しい情勢の中で、核と戦争を許すのか、それとも労働者の団結した力でこれを阻止するのかをかけた闘いとして、昨年までとは一回り大きな闘いとして闘いぬかれた。

動労西日本広島支部が、ヒロシマ大行動を牽引!

 集会は、開会宣言後、動労西日本広島支部・大江照巳支部長から「昨年とは陣形が大きく変わった。この力で核と戦争のない社会をつくろう」と呼びかけ人代表あいさつが行われ、続いて反戦被爆者の会、被爆者青年同盟から「オバマ賛美」や「核武装」論を厳しく糾弾する熱烈な訴えが行われた。 続いて、裁判員制度廃止・改憲阻止アピールでは、高山俊吉弁護士から、裁判員制度に85%が反対している現実の中に勝利の展望があることを訴えた。
 基調提起後、アメリカからの連帯あいさつとして、ILWUローカル34のホアン・デルポソ氏から、オバマ発言を弾劾するとともに、「労働者の国際的連帯が核と戦争を廃絶する道だ」と高らかに訴えられた。

田中委員長-11月集会への1万人結集を熱烈に訴える!

 沖縄闘争からの訴えが行われた後、国鉄闘争からのアピールとして、国労小倉地区闘争団の羽広憲氏、動労千葉・田中委員長がそれぞれあいさつに立った。特に田中委員長からは、「11月1日の全国労働者総決起集会に、1万人の労働者の怒りを結集させよう」との熱烈な訴えが行われた。
 その後、「日の丸・君が代」に不起立で闘う教育労働者、道州制ー360万人首切りと闘う自治体労働者、100名の不当逮捕・暴処法と闘う学生からの決意表明が行われた。
 そして最後に、田母神の講演を弾劾する決議、8・6ヒロシマ大行動アピールが万雷の拍手で承認され、団結ガンバロー三唱後、平和公園・原爆資料館前までのデモ行進に出発た。

8・6早朝デモで麻生、田母神に怒りのシュプレヒコール

 一方、8月6日、7時からは、麻生来広弾劾!田母神講演阻止!の集会・デモが550名の結集で行われた。この集会・デモに対して広島市当局が「式典中は音量を下げろ」との不当な介入を行うなど、反戦・反核闘争への弾圧を露骨に行ってきた。さらに、田母神講演に合わせて右翼が「核武装」記したビラをまくという事態まで発生している。
 こうした情勢の中で、「ヒロシマ・ナガサキを繰り返すな!」「オバマ賛美弾劾!」「田母神講演阻止!」を訴えた怒りのデモ行進は、権力・機動隊の弾圧体制を粉砕し、貫徹された。
 また、前日の5日、14時からは、国鉄労働者交流集会、18時からは青年労働者交流集会が行われた。特に青年労働者交流集会では、今年1月に動労千葉に加入した平成採組合員の発言には、参加者から万雷の拍手が寄せられた。
 ※派遣団の皆さん。お疲れ様でした。

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