257系保全検査の要員1名増をかちとる

6368

11・ 5集会に根こそぎ決起を!
257系保全検査の要員1名増をかちとる!
211系交検要員は組合要求に基づき実施を!

千葉支社は、現在運用されている113系車両の老朽化に伴い、高崎支社で使用されていた211系車両を幕張車両センターに配置した。そして10月末には交番検査が行われる状況となっていた。
しかし千葉支社は、組合側が検査要員体制や作業工程の定時を早急に行うように求めてきたにもかかわらず、10月になっても何ら明らかにしないという対応であった。
こうした中で千葉支社は10月4日になってようやく211系車両の交番検査の作業工程(案)を組合側に提示してきた。その中では、5名が交番検査要員として配置されていた。

高崎では『7名』で交番検査を実施!

しかし、組合側が動労連帯高崎に依頼して調査したところ、高崎支社では211系車両の交番検査は、7名で行われていたのだ。こうした事実があるにもかかわらず千葉支社は、一方的に要員削減を行おうとしていたのだ。
また、257系車両の保全検査について、昨年7月の導入以降、勤務時間内に検査が終了しない状況の中で千葉支社は、「夏頃までに検討する」との回答を今春闘過程で行っていた。しかし、具体的には明らかにしていない状況であった。

211系『5名』体制の根拠を示せず

10月10日、千葉支社において211系車両及び257系車両に関する検査要員体制に関する団体交渉が行われた。
211系車両の検査体制について千葉支社は、作業工程(案)で示した5名での交番検査を行うとし、その根拠として「高崎では『6名』で交番検査を行っている。午前中の前検査を千葉支社では行わないので、5名で行える」との回答を行ってきた。
しかし、組合側が「高崎では主任も含め『7名』で作業を行っており、千葉支社の回答は根拠がない」と指摘して追及すると千葉支社はそれ以上回答できず、「改めて後日回答する」とし、この日の交渉は一旦終了することとなった。
そして、翌11日、千葉支社は、「高崎では『7名』で行っていた。申し訳なかった」と回答してきたのだ。結局、千葉支社が主張していた「5名」の根拠が全く理由のないものであったことが明らかとなった。

257系検査の要員増を直ちに実施しろ

もう一方、257系車両の要員体制について千葉支社は「超過勤務になっている状況があり、要員が足りないと判断した。『年保全』については、1名増としたい。時期は来年1月早々から」との回答を行ってきた。
勤務時間内に検査が終了したいという現実が1年以上も続く中で千葉支社は、検査要員を1名増としなければならないと判断したのだ。大きな成果だ!
しかし問題は、現状で要員が足りないと判断したにもかかわらず、直ちに検査要員を配置せず、1月までは現行体制で行わせようとしていることだ。超勤が続 き、検査要員が足りないと判断したのであれば、直ちに検査要員を配置し、作業工程を見直さなければならないはずだ。
さらに、月保全についても年保全と同様に超過勤務の状況が続いており、要員増としなければならないことは明らかだ。
千葉支社は、211系の検査要員を、組合要求に基づく要員体制としろ!257系の検査要員を直ちに1名増としろ!検修業務の外部委託計画を中止しろ!
改憲と戦争に突き進む安倍反動政権打倒へ向け、11・5全国労働者総決起集会に、職場から根こそぎで結集しよう!

タイトルとURLをコピーしました