ライフサイクル6月実施許すな

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団結して闘おう
ライフサイクル6月実施許すな!

 動労千葉は、4月14日、支部代表者会議を開催し、ライフサイクル6月実施阻止に向けた全支部の総決起体制を確立した。「一人は万人のために、万人は一人のために!」――全組合員の力を結集し、卑劣な攻撃を止めよう!

絶対許せない!

ライフサイクル攻撃は、全運転士の問題であり、JRの全労働者の問題だ。こんな攻撃を絶対に許してはならない。全支部で闘争体制を強化しよう。

労働者は将棋の駒じゃない
 会社の都合だけで、運転士を駅にタライ回しするなど絶対に許せない。しかもこんなことを認めたら、誰もが将棋の駒のように扱われるようになることは明ら かだ。実際車掌はライフサイクルのような制度もなしに、紙一枚で駅に突然とばされている。運転士に対するこんな人事運用はこれまでになかったものだ。これ は重大な転換であり攻撃のエスカレートである。

職場の団結が破壊される
 ライフサイクルは、職場の団結を破壊するという意味で、最も悪辣な攻撃である。「駅に行きたくなければ仲間を蹴落として指導員になれ、指令に行け」「駅 から戻って来たければ会社に逆らうな」というのだ。こんなことを許したら職場の団結はバラバラに破壊されることになる。

問題は何ひとつ解決しない
 しかも、こんなやり方では「駅要員のパンク」という、業務遂行すらできなくなっている民営化体制の矛盾は何ひとつ解決しない。むしろ矛盾の爆発を先延ばしすることによって事態は一層悪化し、運転保安の危機、技術継承の崩壊はより深刻化する。

運転職場もガタガタになる
 運転職場の側も、休勤でようやく業務が回っているのが現実だ。運転士の駅へのタライ回しは運転職場のさらなる労働強化をもたらすものである。しかも、会社はこれと一体で運転士の特殊勤務手当を剥脱するとを公言しており、これまでの運転の在り方を解体する攻撃でもある。

生活が破壊される!
 われわれは、みんな現在の収入を前提にしてローンを組んだり、生活設計を立てている。突然駅に回され、何万円も収入が下がったら生活が破壊されることになる。1号俸加算されたって何の足しにもならない。こんなやり方は絶対に認められない。

万全の闘争体制を

しかもこの攻撃は一過性のものではなく、継続的に続く問題だ。一方、こんな矛盾だらけのやり方は、いずれ破産することも目に見えている。それだけに初年度の闘いが決定的に重要だ。
だからこそわれわれは、4~6月をライフサイクル粉砕に向けた「決戦の3ヵ月」と位置づけて、この攻防戦を全力を尽くして闘いぬく。いつでもストライキに立ち上がることのできる万全の闘争体制を確立しよう。

東労組の裏切り・ペテン
 裏切り妥結を「大きな成果」と称する東労組を許すな。東労組の言っていることは全てペテンだ。
●「需給対策ではなく安全を主軸に置 いた施策であることを確認した」な どというペテン、
● 「『輸送のプロ』はステップアップ」 などというペテン、
●「生涯賃金を保障する賃金・手当改 善を実現した」などというペテン、
●「駅への異動の際、箇所・時期につい ては本人希望に配慮することを確認 した」などというペテン、
●「5年間を3年間に短縮させた」と いうペテン、………。

数え上げたらキリがない。東労組は、こんなウソとペテンで自らの組合員に不当配転を強制しているのだ。まさに会社の手先だ。

あきらめず、闘おう

「仕方がない」とあきらめていたら、攻撃は絶対これで終わらなくなる。「〇年に地元に戻れる」と言われて地方から出てきた仲間もいる はずだ。その約束は守られたか? 動労千葉の組合員もかつて「2年で戻れる」と言われて駅に出された。その約束は守られたのか?。これが行きづまったら今 度は車掌、今度は、……となるに決まっている。「シニア制度」は「最低10年はこれでいく」と言っていて、たちまち破産した。
団結し胸を張って闘おう。動労千葉は一人の仲間を守めために、全ての組合員が自らの問題として闘う立場を守り通してきた。動労千葉に結集し、ともに闘おう!

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