これが「団交」の実態、千葉派出縮小絶対反対/組織部報No.7

動労千葉 組織部報 第7号 2018年3月13日

これが「団交」の実態だ!

千葉検査派出縮小絶対反対!

 千葉支社は、4月1日から千葉検査派出の体制を縮小しようとしている。現在の4徹体制を2徹に半減させるというのだ。一宮、鴨川、木更津、銚子派出は2012年に外注化されている。だから千葉派出だけで房総全域の対応をしているのが現実だというのに、それをわずか2徹にしてしまうというのだ。車両の不具合が生じても、2徹ではどこにも出動できない。運転保安や異常時対応を放棄してしまうに等しいやり方だ。だからわれわれは絶対に反対している。

労働組合とは呼べない!

 この件に関し、東労組千葉地本は、「組合員の付託に応え団体交渉を行った」と言っている。だが、実は団交とは名ばかりのものであった。「本施策の実施にあたっては、組合員の理解が深まるよう丁寧に説明すること」と言うだけで反対のハの字もない。団交をやる前から容認してしまっている。しかも団交には現場の組合員は誰も出ていない。申し入れは解明を含め8項目あるのに、何と20 分たらずで終わってしまったという。1項目2~3分!? これでは「団交をやった」と言って組合員をだましているようなものだ。職場・仕事がどんどんつぶされていこうとしているのにこれが東労組の現実だ。こんなものを労働組合と呼ぶことはできない。国労も申し入れすら出していないという。

声をあげよう、共に闘おう!

 「日刊」で報告したように、保線では、3月5日、丸ごと別会社化していこうとする外注化拡大提案が出された。検修職場で外注化がずっと遅れてきたのは動労千葉が闘い続けてきたからだ。千葉検査派出縮小反対! 外注化拡大を許すな! 働く者ために声をあげる労働組合が必要だ。動労千葉に結集し共に闘おう!

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