11月労働者集会報告③ 国際連帯 韓国、米国、ドイツから代表団/ ゼネスト・民衆総決起の韓国から民主労総ら43人が参加

11.6労働者と11.5国際連帯集会での発言要旨を掲載します。

■キムソンハン・民主労総ソウル地域本部統一委員長

韓国は政権と資本の新自由主義攻撃に対する民主労総組合員同志たちと民衆の闘争があちこちで起こっており、来る11月12日ソウルで大規模集会を準備しています。
日本の戦争法通過が、自国に被害が及ばなくても戦争に介入することになるかも知れないということを知っています。これは本当に危険な発想であり、韓半島だけでなくアジア全域が戦争の危険な状況に至るかも知れないものだと考えます。
われわれ労働者民衆は戦争を願いはしません。われわれは平和で自由な世の中を作って行くことを望み、自由と平和を守るために労働者が先頭に立って闘わなければならないと思います。戦争を防ぎ新自由主義構造調整を阻止しましょう! 万国の労働者、団結せよ!

■鉄道労組・イジェシク前大邱(テグ)車両支部長

鉄道労組は、成果退出制阻止、安全人員確保等を要求して9月27日からストライキを行っています。政府は公共機関に成果年俸制を導入し、全ての民間企業にも拡大しようとしています。成果年俸制が導入されれば労働組合が無力化し、非正規職化が徹底され、全ての公共機関の民営化が進められてしまいます。
鉄道労組は02年から6回のスト・総力闘争を闘ってきました。特に13年23日間のストは鉄道の民営化反対のストで、圧倒的国民の支持もあり阻止しました。一方で、鉄道公社は、経費削減という名目で外注化を進め、その結果、鉄道の安全が危機に瀕しています。
9月27日から始まったストは鉄道労組だけではなく、公共部門の6万の労働者が立ち上がりました。成果年俸制は必ず阻止しなければならないからです。
韓国での公共機関のストは必須事業要員を残してストに参加しなければなりません。またスト参加者の50%の代替人員を投入できるようになっています。スト期間中の軍人や退職者など代替人員の投入で、深刻な列車事故が起きています。
今回のストに入っている組合員は、今までとは違って平穏な気持ちでいます。なぜならば「違法ストだ」という批判もなく、「不便でもいい」という全国民的支持があるからです。
私たちのストが勝利できるよう皆さんの応援をお願いします。

■ジェームス・ウォリス(RWU=鉄道労働者委員会)
動労千葉と民主労総の皆さんが今春、RWU大会に出席して下さったことに感謝します。RWUはランク&ファイルの任意組織で、一人乗務反対闘争を主導し、死亡事故と環境破壊を起こしている石油輸送列車の危険な運行に最先頭で反対しています。
国際労働運動は、動労千葉の民営化・非正規化反対、1047名解雇撤回闘争のような意志の強さ、粘り強さが求められています。韓国の鉄道労組と貨物連帯によるストライキは、アメリカの鉄道員を鼓舞しています。
労働者階級の国際連帯は、現在いっそう必要不可欠になっています。われわれの闘争は同一です! 階級や国家的分断のない新しい世界、自由・平等と私たちの共通の人間性に基づく世界を建設しつづけることができます。

■ヘルムート・ヴァイス 〔ドイツ・レイバーネット〕

いまドイツには、フルタイムの労働者なのに生活保護を受けなくては生きていけない人々が約500万人もいます。フランスで労働法制の改悪にたいして、数十万の人々がデモやストなど数か月にわたって大衆的抗議闘争をおこなったことはご存知でしょう。イタリアでも闘いが起きました。そうした労働法制改悪はすべて、ドイツで2004年に導入されたハルツ改革をまねたものなのです。
多くのヨーロッパ諸国において今、右翼が台頭しつつあり、ファシズムが再び頭をもたげつつあります。左派は、労働組合や社会において基本的な立場を守るために闘っています。この基本的立場にはたとえば、「人類の歴史は難民の歴史であり、これはたえずきわめてひんぱんに起きたことである」「だから難民に手を差し伸べよう」――こういう認識も含まれています。
みなさん、ともに闘いましょう!