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1/20 木更津支部先頭に1日行動を闘いぬく

 内房線・久留里線切り捨てに地域から続々と怒りの声

久留里線―始発列車実態調査

1月20日、木更津支部を先頭に、3月ダイ改阻止、内房線・久留里線の切り捨て反対の1日行動を闘った。
早朝、JR千葉支社が3月ダイ改で廃止しようとしている久留里線の上総亀山駅5時07分発の始発列車を利用する乗客に話を聞いた。

上総亀山駅
・始発列車も最終列車も使っている。バスで行にはバス停まで自転車などで行くことになるが、遠いので大変
・最近は毎日乗っている。削減は困る。
・御茶ノ水に8時までに行くにはこの列車しかない。久留里からバスが出ているが、そこまで行く手段がない。
・噂に聞いた時、久留里―上総亀山は廃線になるのだと感じた。削減するなら代わりの手段を作って欲しい。

松岡駅
・国家試験の勉強のために使っている。なくなると車で送ってもらわなくてはならない。
・部活のために毎朝乗っている。親に車で送迎してもらうのは大変。

平山駅
・1年半使っているが、車もなくて他の手段がない。通勤しようがなくなるので、本当に困る。
・なくなったら親に送迎してもらうことになるが、早起きしなくてはならず、親にも負担がかかる。

廃止になる区間以外の乗客からも、「知人が病院に通っているが、患者さんが帰りの列車がなくて困っている」「久留里線がなければ困る、残してほしいという声は多い」といった声があがった。
この日の上総亀山―久留里駅間の乗客は7人だった。乗車人数は木更津駅までの全体で約55人、一つ手前の祇園駅までで乗車人数は約40人。その中で乗車人数7人というのは、決して少なくない人数だ。
久留里線はすでに昼間帯に5時間半以上も列車が来ないように削減されている。乗客に何の説明もないまま、JRは生活に必要不可欠な列車を、さらに削減しようとしているのだ。

木更津・鴨川支部が館山駅前街宣行動

午後からは木更津支部と鴨川支部が館山駅前での街宣行動を行い、3月ダイ改で館山―千葉駅間の直通運転廃止、内房線切り捨ての実態を訴えた。そして、館山駅を利用する地域の人々に2月4日の「内房線切り捨てのダイヤ改正に反対する集会」への参加を訴えた。

2・4内房線切り捨てのダイヤ改正に反対する集会

日時:2月4日(土)13時30分〜
場所:館山商工会館2階大ホール
呼びかけ:内房線と地域を守る会(代表:松苗禮子)

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