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12春闘勝利へ中野前委員長、清水執行委員の遺志を受け継ぎ全力で決起しよう
   3・4動労千葉総決起集会報告

 動労千葉は、3月4日中野前委員長追悼、12春闘勝利、外注化阻止、基地統廃合攻撃阻止総決起集会を開催した。集会は、山口執行委員と越川執行委員の開会あいさつ、司会で進められた。冒頭、先日無くなった清水執行委員、中野前委員長への黙祷がおこなわれた。

 

田中委員長が主催者あいさつ
 2年前に中野前委員長が亡くなり、この2年間いろいろなことがあった。1047名闘争は闘いの旗をまいて、昨年は大震災が起きた。団結を守り抜き外注化阻止、組織拡大は意志を受け継ぐ闘いだ。
 2月26日、清水執行委員が亡くなった。二人の財産を受け継いでいきたい。最高裁の判決はめちゃくちゃな判決だ。 外注化の攻防では、10年間外注化を止めてきた。京葉では10月実施を吹っ飛ばしたが1日勤は強行された。全面外注化は、全社挙げての攻撃、千から千二百の強制出向、帰るところは工場しかない、もしくは転籍しかない。4月1日実施を本社はあきらめた。動労千葉が闘いぬいているから止まった。本社は強行したらどうなるか確信が持てない。偽装請負で負けたらこれまでの外注が白紙に戻る。強制出向も動労千葉は拒否する。こういう要因がある。しかし、JRは止めるわけにはいかない。組織拡大で必ず止まる。ここで勝てば10年止められる。
 銚子・千葉運転区は基地統廃合の勝利の展望を切り開きつつある。佐倉運輸区だけ出来ない。指名ストを継続中、銚子支部は地区労などをオルグに廻っている。自民党の議員も地方交通線廃止に反対している。労働組合の復権が重要だ。
 大震災から1年、野田首相は、「収束宣言」を出した。全てがウソ、まやかしである。放射線で死のうが支配を維持する。3月末、グリーンスタッフが雇い止めになる。大卒で契約社員、一旦非正規に名ったら会社は正社員として雇わない。社会が壊れる。再チャレンジはウソだったと言うこと。
 こういう状況で労働組合が復活できるか。労働組合が胸を張って歩けるのか、問われている。これからも全力を尽くして闘おう
 とあいさつ。

連帯あいさつと決意表明
 連帯あいさつでは動労千葉を支援する会の山本事務局長が物販を支援する会の運動として取り組み二千名の会員拡大をめざすとあいさつ。
 国労郡山工場分会橋本書記長は、外注化を阻止する決意と一切の被爆労働を許さない闘いを郡山を中心に闘う決意を述べた。
 東京西部ユニオン鈴コン分会は、解雇攻撃の中で2月29日仮払いの決定が出たこと、解雇撤回を闘いぬく決意が述べられた。
 中野前委員長を偲んででは、元副委員長水野さんと元千葉運転区支部の白井さんがそれぞれ中野前委員長の意志を受け継いで闘っている事、現役のみんなと同じ気持ちで多々書くことをあいさつされた。 清水執行委員を偲ぶでは、大竹副委員長が貨物会社で共に闘ったその意志を受け継ぎ、その穴を埋めていくことを報告した。
 予科生運転士登用差別事件の報告では、幕張の小沢副支部長が非常にくやしい、この怒りを全面外注化阻止へ。
 半田車両技術分科会長、幕張支部の山田支部長、木更津支部の佐野副支部長がそれぞれ「外注化で安全が損なわれること」「組織拡大で阻止する」「予科生はみんな検修で働いている、怒りを外注化阻止へ」と全面外注化阻止への決意を語った。
 基地統廃合攻撃阻止では銚子支部の渡辺支部長、千葉運転区支部の高沢副支部長が指名ストライキを闘っている事、3月10日の銚子の街宣行動への結集を訴えた。
 12春闘報告では、川崎執行委員が、新人事・賃金制度の交渉の報告、12春闘の闘いの報告をおこなった。
 貨物からは、貨物協議会議長の佐藤君、千葉機関区支部の斉藤支部長が貨物会社での闘いの報告をおこない、1047名闘争では中村執行委員は、1047名の解雇攻撃と外注化は同じであること、全体の闘いと共に闘い、分割・民営化反対は全体の闘いであることを表明。
 その後、長田書記長が12春闘の闘争方針を提起。青年部からは木科くんが笑顔で闘いぬこうと決意表明。
 最後に発言者全員が登壇し、組合歌合唱、団結ガンバローで終了した。
 12春闘勝利、全面外注化阻止、基地統廃合攻撃粉砕へ全力で闘いぬこう。

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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