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京葉構内入換業務外注化阻止!
1・10スト貫徹−京葉車両C 抗議行動に全力で結集しよう!

5日に修正提案ー委託業務量「2日勤」を「1日勤」に変更
実施日=「1月27日」を提示

 全ての組合員のみなさん!
 JRで働く仲間のみなさん!
 JR千葉支社は、1月5日、京葉車両センターの構内業務委託に関して、「修正提案」を行ってきました。委託実施日は、「1月27日」という内容だ。いよいよ外注化に向けた攻撃が本格的に始まったのだ。
 団結し、職場からストライキで起ち上がろう。

7日から訓練を実施ーJRが全ての訓練を行う?
 千葉支社の修正提案は以下のとおり。
 修正提案での委託業務量は、当初の「2日勤」を「1日勤」に変更、これにより京葉車両センターの要員削減数は▲3名から▲2名とするとしている。
 委託する業務については、仕業の「日勤1」を対象にするとしている。
 委託に伴う教育・訓練については、1月7日から実施するとしており、規程類に関する机上訓練を2日、入換に関する訓練を6日、分割併合や誘導等に関する訓練を8日、合計16日間で教育・訓練を終了するとしている。
 教育・訓練の対象者は3名で、全員がエルダーであり、教育・訓練にあたっては京葉車両センターの「日勤1」と「日勤2」を使って入換業務等の訓練を行うとしている。
 訓練については、JR側が行い、京葉車両センターの構内助役及び千葉支社の運輸部が担当するとしている。
 そして、教育・訓練の見極めが終了した後、1月27日に委託を実施するとしている。

意味のない形だけの外注化ー狙いは4月の全面外注化
 今回の修正提案は、1月中に業務委託を実施するために形だけ訓練を行うというもので、業務委託自体は全く意味がないものだ。もともと「2日勤」を委託する予定で提案していたものの、実際に作業を行うエルダーがほとんど集まらないという中で、ようやく3名(篠原、海宝、元助役1名)をかき集め、形だけ揃ったから訓練し、委託するというのだ。これまでも運輸関係での合理化提案が出されてきたが、人が集まらなかったからという理由で「修正提案」が行われたことは、一度もなかったことだ。
 結局、会社が考えていることは、4月全面外注化に向けて、千葉支社における実績を形だけでも作ってしまおうというものだ。
 一方、京葉車両センターの構内業務の委託理由として会社は、「運転士免許を保有している高齢者の雇用の場の確保とノウハウの活用」をあげている。
 しかし、団塊の世代が退職し、来年以降数年は運転士からの退職者がほとんどいないという状況になる。そうなれは、委託した業務に従事するエルダーの確保すらできなくなってしまう。こうしたことを考えてみても、何らの将来的な展望もないまま、形だけ業務委託を行うということだ。
 こんな形で仕事が奪われていいはずがない。

組合員を通常業務から排除ー不当労働行為を直ちに止めろ
 しかも、京葉車両センターでは、訓練を実施するという状況の中で、組合員が構内の通常業務から排除されるという状況が発生している。構内の「日勤1」「日勤2」は通常業務として数日ずつ構内要員に指定されている。しかし、訓練対象になっているため、訓練開始日の7日以降は、日勤業務から排除されているのだ。組合員を日勤業務に指定した場合、ストライキになったら訓練が遅れてしまうため、「27日実施」ができなくなってしまうため、勤務を外すという不当な業務運営=不当労働行為が行われているのだ。絶対に許せない。
 こうしたことから動労千葉は、1月10日、京葉車両センターを対象にしたストライキに起ち上がることを決定した。
 全ての組合員のみなさん!
 1・10スト貫徹!京葉車両センター抗議闘争に総結集しよう!
 そして平成採の仲間の皆さん!自分たちの仕事と将来を守り、労働者の誇りを取り戻すために、ストライキをともに闘おう!

【闘争指令】
1・10スト貫徹ー京葉車両C抗議行動へ

スト期日 1月10日(火)
スト対象 京葉車両センターに勤務する組合員
※1月10日、京葉車両センター正門前において教育・訓練強行に対する抗議行動を実施する。
※各支部は、1月10日、7時30分に、京葉車両センター正門前に集合すること。

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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