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2009年訪韓闘争報告 @
7日前夜祭〜8日労働者大会−民主労総5万人の怒りと合流!

労働者大会前夜祭にて (7日、汝矣島)
パククムソク支部長代行とともに。(田中委員長の左隣 7日、汝矣島)

動労千葉・三里塚反対同盟、全国の仲間100名の訪韓団で参加!
 動労千葉は、11月7日〜10日の4日間、韓国民主労総ソウル本部からの招請を受けて、田中委員長を団長として各支部代表や支援する会の仲間など16名と、三里塚反対同盟の萩原進事務局長、そして全国から参加した仲間たち100名も含めて韓国民主労総の労働者大会に参加してきた。
 8日の労働者大会では、会場となった汝矣島(ヨイド)文化広場を韓国民主労総の組合員5万人が埋め尽くし、イミョンバク政権による労働者への非正規化攻撃に対する怒りを燃え上がらせた。動労千葉をはじめとした訪韓団は、この怒りと合流した。

チェジョンジン本部長らの出迎えを受けて前夜祭会場へ

【7日 労働者大会前夜祭】
 11月7日、18

時頃に仁川空港に到着。民主労総ソウル本部・チェジョンジン本部長ら11月集会に参加した同志たちが出迎えてくれた。そして、チャーターバスで前夜祭会場の汝矣島平和公園に向かう。すでに日本の各地から結集した仲間たちと合流し、19時30分から労働者大会前夜祭に参加。会場には大型スクリーン数台が設置され、大音響の中で次々に発言や歌・律動が繰り広げられた。
 21日過ぎに終了し、その後はソウル本部の案内でKBS契約職労組の出店を訪問し交流を深める。
 また、今年5月から8月まで77日間にわたり「解雇は殺人だ」のスローガンを掲げて職場占拠闘争を闘いぬいた金属労組双龍(サンヨン)自動車支部のパククムソク支部長代行とも交流を深めた。

竜山惨事現場にて(7日、竜山)


竜山車両所支部を訪問。セマウル号をバックに記念撮影。(7日、竜山車両所)


田中委員長からイムドチャン本部長に檄布を贈呈
(7日、鉄道労組ソウル本部)

「根っこが同じ鉄道の仲間と会えてうれい」ーイム本部長
【8日 竜山惨事現場〜鉄道労組ソウル本部〜ソウル本部主催集会】

 11月8日、9時からは、今年1月20日に竜山(ヨンサン)駅近くの再開発工事に反対してビルに立て籠もった住民ら5人が権力によって虐殺された竜山惨事の現場を訪問して焼香後、遺族との懇談会を行う。
 10時30分からは、全国鉄道労組ソウル本部のイムドチャン本部長の案内で竜山駅に隣接する竜山車両所支部を訪問。車両検修の現場で扱っている車両や検修業務などについて説明を受ける。
 その後、鉄道労組ソウル本部事務所において、交流会が行われた。
 交流会では、イムドチャン本部長から、現在、賃金と団体協約をめぐる闘いを展開するとともに、公企業(電気、ガス、水道等)の先進化(リストラをはじめとした民営化の前段階)との闘いが始まっていること、イミョンバク政権による暴力的な攻撃と闘いぬいていることを照会した。
 田中委員長からは、国鉄分割・民営化が徹底した労組破壊攻撃であったにもかかわらず、国労は一戦も交えず、動労は賛成して先兵となって労働者の首切りに率先して協力したこと、こうした中で動労千葉は「労働組合とは何か」を真剣に考え、二波のストライキと28名の解雇者、12名のJR不採用者を出しながらも不屈に闘いぬき、今もJRによる第2の民営化攻撃と闘いぬくとともに、11月には全国の労働者を結集する運動を行いなうなど、し、日本における闘う労働運動の復権に全力を挙げていることを訴えた。
(つづく)

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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