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2・12車両技術分科会第17回定期委員会
最大拠点幕張車両センター縮小攻撃に断固とし闘いを!

動労千葉車両技術分科会第17回定期委員会が、2月12日、
DC会館において開催され、この3月ダイ改における幕張車両センター縮小攻撃−217系251両の鎌倉総合車両所への移管、187系の置換、さらには錦糸町派出廃止という△12名の要員削減提案に対して、満身の怒りをこめて全力で闘いに起ちあがることを確認した。

技術分科の飛躍をかけた闘いへ

 車両技術分科会第17回定期委員会は、議長に川村委員(幕張)を選出した後、冒頭、半田会長が登壇し、「昨年の5月に新たに会長に選出され、これまで車両技術分科会が培ってきた技術部門からの闘いを継承し、さらに組合活動としての職場からの闘いを連動させるために、全員の協力と持てる知識を結集してきた一年間だったと思います。3月ダイ改では、車両技術分科会の中心をなす幕張車両センターの縮小という、第二の分割・民営化攻撃の新段階とも言うべき攻撃がかけられてきています。この攻撃は、単にこれだけで終わるものではないと見なければなりません。この間の保守部門の全面外注化−配転−出向−転籍などに象徴されるように、いかに現場を守っていくのかが問われているものです。この間、検修構内外注化を、唯一阻止し続けてきた闘いの教訓を生かし、3月ダイ改闘争に臨んでいこうではありませんか!車両技術分科会は、この一年間、動労水戸の仲間達との検修現場からの交流会を実現させ、新系列車両の問題点を中心とした団体交渉を、より一層強化してきました。これからも技術の継承という問題、新系列車両そのものの故障実態、職場のさまざまな問題点の摘出、まさしく日々が闘いです。業務を武器とした闘いを主軸に据えて起ちあがることが、車両技術分科会としての反合・運転保安闘争だと思います」と力強いあいさつを行なった。

全力で06春闘の闘いに起とう

 続いて、来賓として、本部を代表して長田書記長より、@、闘う労働運動の復権に向けて06春闘を闘っていきたい。闘いの二つの柱は、反合・運転保安闘争と組織拡大に集約される。
A、具体的には、幕張車両センターの縮小攻撃、蘇我運輸区新設であり、一方は最大拠点である幕張支部を破壊する攻撃であり、もう一方は組織破壊攻撃として、闘争を構えて粉砕していきたい。B、2・16を契機として本当の意味での1047名闘争の勝利へ向けて。C、予科生の士職登用差別事件の勝利命令の早期獲得に向けて。D、06春闘全般情勢について、等々が出された。
 一般経過報告から05年予算(案)までを一括提起し、質疑に入った。

質疑で出された主な事項!

(1) 1月25日、外房線で架線が切れたことによる、パンタグラフの一斉点検が派出に要請があり、入換作業等もあり夕方五時過ぎから休憩もまともに取れないということがあった。問題は単に漠然とパンを見てくれという指示だけで、具体的指示を求めたが、どの列車を見ればいいのかついに連絡もなかった。他の派出で見たものもあるはずであり、今後はパンを見る列車名を指定してもらいたい。
(2) 幕張縮小攻撃に対する職場抵抗闘争のやり方について、具体的にどういうことを考えているのか?
(3) 錦糸町〜品川間ATS−P区間、現在はSNが付いていない。P故障の時の保安要員の手配など、どうなっているのかという面を含めさらに追及していくべきだ。
(4) 昇進差別事件の動向もあるが、2等級、3等級に未だに置かれている組合員がいる実態をどう打開していくのか。全員の問題としてとらえ直すことによっ「試験」での昇進差別撤廃に向けて取り組んでいってはどうか?
 等々の活発な議論によって、地上勤からの闘いに向けた意志統一がなされた。

検修からの反合・運転保安闘争

 いよいよ第二の分割・民営化攻撃−車両メンテナンス近代化との闘いの決戦のときがきた。
検修職場の総力を結集して、幕張車両センター縮小攻撃の打破に向けて、ストライキを含めた06春闘に総決起しよう!

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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