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動労千葉結成25周年!
4・25記念レセプションへ

 1979年3月30日、動労「本部」から分離・独立し、新生動労千葉を結成してから25年。われわれは4半世紀という永い道のりを一歩も立ち止まることなく闘い続けてきた。そして今もわれわれは何ひとつ変わることなく仲間を信頼して団結し、労働者としての誇りを守り、資本の攻撃や社会のあり方、労働運動の否定的現状への怒りと闘いへの情熱を燃やし続けている。

闘って団結した!

 この25年、われわれは既成事実として積み重ねられていく労働者への攻撃を「仕方のない現実」受け入れ、それにおし流されていくような楽な道は一度として選ばなかった。
 例えば国鉄分割・民営化攻撃に対する二波のストライキがそうであったように、また分離・独立闘争がそうであったように、労働者の団結を守るためには、その攻撃と真正面から向き合って、どんな巨大な敵にもひるむことなくたち向かった。
 だから生死をともにできるような本物の団結が生まれ、団結を守りぬけばどんな困難も必ずのりこえることができるという固い信念となった。

われわれの誇り

 またわれわれが誇りとしうるもうひとつの点は、直接の敵である国鉄当局−JR資本と誰よりも果敢に闘いながら、その渦中で常に情勢全体を見すえ、社会の在り方、労働運動の在り方そのものを問い、社会で起きていることに労働者と無関係なことはひとつもないという立場にたちきって、階級的労働運動の復権・再生に向けた取り組みを自らの課題とし続けてきたことだ。
 そして何よりも、一人ひとりの組合員が、動労千葉の組合員であることを誇りに思える団結と運動をつくりあげてきたことである。

団結を守りぬいた

 25年間の闘いのなかでわれわれが最も訴えたいのは、革マル支配のもとで労働組合ならざる変質をとげた旧動労「本部」による千葉地本破壊攻撃に抗して闘いの旗を守りぬいたこと、国鉄分割・民営化攻撃に抗して全て組合員が首をかけて二波のストライキを貫徹したということだけをとらえてほしくないということだ。
 当局と結託して何億というカネを注ぎ込み、職場への襲撃、テロ・リンチも含め、あらゆる組織破壊攻撃が加えられる状況をはね返し、以降25年間、団結を守って闘いを継続していること、分割・民営化の過程で40人もの不当解雇攻撃を受けながら、以降17年間、被解雇者を守りぬいて、今も資本や権力との一歩も引かない闘いを継続しているということこそ、最もわれわれの誇りとするところだ。

闘えば響く時代!

 イラクへの自衛隊派兵、有事立法の制定、奥田ビジョンによる労働者への全面攻撃、終身雇用制の解体や年金制度改悪を始めとした生きる権利そのものの剥脱、労働者の置かれた惨たんたる現実、そして今春闘や「3・20」に示された労働者の危機感と怒りの声の高まりと地殻変動的情勢の到来………。
 こうした情勢のなかで、われわれにも新たな飛躍が求められている。そしてわれわれは、04春闘の50日間闘争によってこの現実に真正面から闘いを挑み、画期的な成果を築いた。「闘えば響く時代が到来している」・・・04春闘によって、それはわれわれの確信となった。

さらに前進しよう

 新たな情勢のなかで今求められている飛躍へのジャンプ台は、自らの25年の闘いのなかにこそある。
 資本と権力の手先となって、カネと利権にまみれ、使い捨ての危機に怯えておぞましい内部抗争を繰り広げ、ついに崩壊の危機に直面している革マルと資本の結託体制に今こそ断を下そう。組織拡大を実現し、闘う労働運動を職場に復権しよう。これがこれからのわれわれの最大の課題だ。
 25年間の闘いを、自信と確信をもって、改めて血とし肉としよう。結成25周年記念レセプションに集まろう。

動労千葉結成25周年レセプション
▼4月25日   14時〜
▼DC会館/大ホール

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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