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われわれは勝利した!

25日24時をもって闘争集約を指令
04春闘に向け新たな闘争体制を

 今次闘争が切り開いた、畑木さんの配転問題、士職登用問題、強制配転者の復帰問題、大量退職を前にした検修職場の要員補充問題、構内ハンドル問題等における組合要求の前進は、JR東労組と会社の結託体制のもとで、一切の組合要求が拒否されたまま17年間の苦闘を余儀なくきれてきたJR体制の現実や、小泉−奥田体制のもとで、労働者が虫けらのように犠牲にされている現在の情勢全体との関係で考えた場合、未だ一歩を踏みだしたに過ぎないとはいえ、極めて大きな意義をもつものであると総括することができる。

とくにわれわれは、分割・民営化攻撃の本格的な開始から20年、JR発足から17年、懸案要求の解決を求めて幾度となくストライキに起ちあがってきた。しかし、JR東日本は、そのたびに東労組と手を結んだスト破り対策に汲々とするだけで、われわれの要求を徹底して無視し続けた。われわれは幾度となく煮え湯を飲まされる思いを味わいながら、それでもあきらめず、団結を守りぬいてきた。今次闘争は、17年間にわたって繰り返されたこの現実に初めて風穴をあけたという意味ででも画期的な成果を実現した。

 また、今次闘争はこの3年間にわたり、組織の総力をあげたストライキや職場からの抵抗闘争をもって闘いぬいてきた第二の分割・民営化攻撃粉砕−検修・構内業務外注化阻止闘争の緒戦を総括する相応しい成果を確立した闘いであった。
 「シニア制度」に対する困難な闘いも含め、外注化を阻止し続けるという大きな地平をきりひらいたこの3年間の闘いぬきに、検修区の要員補充問題、構内ハンドル問題等、今回の要求の前進は俎上にも上らない課題であった。今回の闘いがきり開いた成果は、3年間に及ぶ乾坤一擲の闘いの結晶である。

 さらに、第二の分割・民営化攻撃との攻防戦は、要員問題の矛盾が爆発的に噴出する事態を前にして、否応なく「関ケ原の一戦」が迫っている。もしわれわれが有効な闘いを組織することができず、手をこまねいているとすれば、動労千葉も大嵐のなかで翻弄され、団結を破壊される以外ない。こうした状況を前にして決断した今次闘争と、そのきり開いた成果は、今後の正念場にのり込む新たな展望をきり開いたという意味でも大きな地平である。
 われわれは、今次闘争を通して、革マル結託体制がまさに眼前で崩壊し始めていること、分割・民営化攻撃の矛盾が17年を経て、今まさに噴出しようとしていること、つまりJR体制の決定的な弱点をはっきりとつかみとった。

 この地平は、緊急の闘争体制確立であり、かつ大きな困難が予想される闘いであったにも係わらず、畑木さんを先頭に全支部・全組合員が闘争突入初日から、一矢乱れず毅然として闘いに突入するという、素晴らしい団結力、闘争力を示したことによって実現した地平である。これは、直ちにこのような闘いに突入することができる他に比類のない組合員の団結力の勝利に他ならない。
 われわれの闘いは大変な迫力をもって、当局を揺るがした。とくにATS−Pの訓練を拒否し、退路をたって要求の解決を求めるという決然たる決意のもとに全組合員が団結したことが当局をつき動かしたのである。

 しかし、われわれの前途には多くの課題が残されている。これはあくまでも緒戦における勝利に過ぎない。また、今次闘争が切り開いた地平を無きものにしようとする反動が画策されることも間違いない。
 従ってわれわれは、あいまいさなく、闘いは未だ始まったばかりであることを確認しなければならない。
 しかしわれわれは、未解決の問題も含めて、今後JR東日本が無視することのできない課題として俎上にのせることができたことも重要な地平として確認することができる。

 本部は、今次闘争を実現した組合員・家族の無類の団結力に心から敬意を表しつつ、3月25日24時をもって今次長期非協力闘争を一旦集約し、04春闘をはじめとした次なる闘いへの新たな闘争体制を確立することを決断した。
 改めて全組合員に訴える。闘いは未だ始まったばかりである。今次闘争が切り開いた地平を確固としたものとして打ち固めるためにも、今後予想される反動を打ち返すためにも、直ちに新たな闘争体制を築きあげよう。

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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