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習電廃止の事前通知弾劾!

組織破壊をはね返し、12・8ストは中止を決定

12・15ストへ闘争体制を

 12月4、5日、千葉支社は習志野電車区廃止に向けた配転の事前通知を行なった。JR東日本は習志野電車区廃止−検修基地の大再編攻撃をあくまでも強行しようとしている。われわれは怒りを込めてこれを弾劾する。
 津田沼支部の仲間たちは、6日、直ちに支部大会を開催し、新たな闘争体制を確立した。メンテナンス第V期−習志野電車区廃止攻撃との闘いはまだ始まったばかりである。われわれは検修基地大再編攻撃、業務の全面的な外注化攻撃を絶対に許さない。怒りも新に闘争体制を強化しよう。

事前通知の内容は

 

4、5日(出向は11/28)に出された事前通知の内容は次のとおりであった。

習志野電車区 習志野運輸区19名
       幕張電車区 10名
       京葉電車区 13名
       出向    1名
       指令    2名
京葉電車区  幕張電車区 1名
幕張電車区  出向    2名
 ※ 管理者は除く

 また、習志野電車区に所属する津田沼支部の8名の仲間たちには、次のとおり事前通知が出されている。

 習志野運輸区へ
長田・石川・江沢君(仕業・構内)

 幕張電車区へ
宇田川・杉本・小守君(検修)
三代川・中台君(事務)

我々の闘争方針

 千葉支社は9月の電車区廃止提案にあたって、廃止に伴う人事異動は、幕張・京葉電車区を含めた検修区全体を対象にして行なうと主張していた。
 われわれはこれに対し、「習志野電車区廃止攻撃との攻防は、電車区の廃止のみならず、今後2年余にわたって強行されようとしている首都圏の検修基地大再編−幕張電車区の大幅な縮小攻撃との闘いであり、そしてそれと一体となった組織破壊攻撃との闘いであると位置づけ、年末から来春闘に向けた総力戦を構える。とくに組織破壊的な配転が強行された場合は組織の存亡をかけて、本線運転士を含むストライキに起ちあがる」という方針を確認し、闘いに起ちあがった。
 そして、習志野電車区の8名の仲間たち、そして検修各区の不当配転を絶対に阻止するために、12月8日に第一波ストを配置し、さらに、習志野電車区廃止阻止、懸案諸要求の解決を求めて12月15日に第二波ストを配置して闘うことを決定した。

組織破壊を封ずる

 そして、この断固たる闘いへの決意は、千葉支社の目論みを打ち砕く大きな成果を実現した。当初画策されていた組織破壊攻撃を完全に封じ込めたのである。
 もちろんこれは、ひとり一人の思いからすれば「成果」と呼べるものではないかも知れない。習志野電車区の8名のなかには、本線運転士への復帰を求めていた仲間たちもいる。幕張支部の団結を破壊しようという攻撃は封じ込めたが、幕張にも運転士等、原職復帰を強く求める仲間たちがいる。未だ2等給・3等給で差別されつづけている仲間たちがいる。だが、異様な革マル結託がつづくJR東日本の現状のなかで、8名をバラバラに配転し、幕張支部の団結を破壊するという攻撃をはね返したことは、検修大再編攻撃を粉砕する今後の展望をつかむ重要な成果であることを、全体で断固として確認することができる。

万全の闘争体制を

 本部は、こうした成果にふまえ、12月8日に予定していた第一波ストについては中止することを決定した。
 だが、習志野電車区廃止阻止−検修大再編攻撃粉砕に向けた闘いはこれからである。またこの闘争のなかで強く求めている懸案要求の解決もこれからの課題である。われわれは闘争体制を解除するつもりは全くない。
 本部は事前通知の強行を受けて、直ちに検修職場を対象とした8日〜15日までの非協力闘争を支社に通知した。
 第二の分割・民営化攻撃が吹き荒れるなかで、職場は嵐の中に入ろうとしている。われわれは不屈の団結を固めてこの攻撃にたち向う。直ちに12・15ストへの万全の闘争体制を築こう。04春闘に向けて、検修大再編攻撃粉砕、運転保安確立の総力戦にたとう。

習電廃止−検修大再編許すな
運転保安確立、懸案要求解決
12・15ストへ!
●対象は検修職場
●万全の闘争体制を!

▼スト貫徹!総決起集会
▼12月15日 13時〜
▼千葉県労働者福祉センター

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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