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習志野電車区廃止反対!運転保安確立!

12・2動労千葉総決起集会へ

18時/千葉市文化センター(パルコ前)

 車両メンテナンス第V期計画は、工場を含む検修基地・検修職場の大再編攻撃となる。習志野電車区廃止攻撃は、
2年間にわたる大再編攻撃の出発点と
なるものだ。われわれはこの攻撃に組織の総力をあげてたち向わなければならない。

検修大再編攻撃

 主なものだけを見ても、この2年間に次のようなことが計画されている。

15年度 12月 習志野電車区、武蔵小金井電車区廃止。
      3月 京葉電車区業務増。

16年度 夏〜 幕張電車区縮小(183系の新系列車両への置換え)
         工場←→区所の「人事交流」開始(新採投入は工場のみに)

17年度     幕張電車区217系251両の検修業務移管(幕張電車区縮小)
          田町電車区縮小 → 廃止(?)
          鎌倉総合車両所の工場機能廃止→要員の大規模な区所等への異動
          (大井工場へ 100、 横浜支社の区所へ 1 00、 周辺支社の区所へ 100)

 千葉支社では、習志野電車区の廃止だけでなく、幕張電車区の大幅な縮小が強行されようとしているのだ。

外注化攻撃と一体

 しかもこればかりではない。すでに他支社管内では進められている検修・構内業務の外注化が同時平行的に強行されることになる。
 要するに会社が考えているのは、検修業務のほとんどをJR本体から切り離してしまおうということだ。メンテナンス第V期計画による検修基地の大再編・集約も、それで一旦は攻撃が終わるということではなく、検修業務の基本部分をそっくり外注化−アウトソーシングしてしまうための下準備と考えて間違いないであろう。
 会社が考えているのは、保線や電力や信通などのような全面的な外注化によって、徹底的にコスト削減を図ろうということだ。
 その過程で、現場で働く労働者の雇用や労働条件、権利に徹底的な攻撃が加えられることは間違いない。
 東労組は、この大合理化攻撃を全面的に容認し、会社と一体となって推進しようとしている。彼らの職場討議資料では「メンテナンス近代化第V期をバネに磐石な東労組組織づくりをめざす」と言うのだ。要するに「この攻撃の忠実な手先になるから、革マルを切り捨てるようなことだけはしないでくれ」ということを言っているのだ。

闘争体制の強化を

 われわれはこの間、検修・構内業務の全面的な外注化攻撃と真正面から対決し、昨年・今年の春闘ストや職場からの闘い、シニア制度反対の闘いによって団結を守り、唯一外注化に手をつけさせないという大きな成果をかちとってきた。国労も含めて一切の闘いを放棄する状況のなかで、この地平は限りにく大きいといえる。
 それだけに、この攻撃の過程で動労千葉に対する組織破壊攻撃が吹き荒れるであろうことも間違いない。
 だが、この攻撃の行き着く先は、検修業務と検修職場に働く労働者の全面的な切り捨てに他ならない。こんなことを許すことはできない。われわれの立場は、どんなに困難であろうと闘いによって団結を守り、展望は闘いのなかから自らの手で切りひらくということだ。全支部で、いついかなるときでもストライキを含む闘いに起ちあがることのできる闘争体制を強化しよう。

安全崩壊の危機

 業務外注化は安全の崩壊を生みだしている。この間の重大事故は、多くが外注化にからんだものだ。
 この間の中央線や京浜東北線での作業ミスによる輸送の大混乱、レールスターが無人で迷走した千葉での事故、少しふり返れば、2001年3月の鶴見駅構内での列車脱線事故、1999年の山手貨物線での5名の下請け会社の作業員の死亡事故等、どれもコスト削減のために関連会社の業務を丸投げし、誰も責任をとる者がいない状況のなかで起きた事故である。
 関連会社は、JRから徹底的にコストを叩かれるために、作業や安全確保に必要な要員も確保できない状況のなかで、無理な仕事が強いられる。JRは、それを承知でコストを叩き、事故が起きれば、悪いのは関連会社でJRには責任はないという対応をとる。こうした事態が安全を崩壊の危機に追い込んでいる。
 これまでの事故は多くは保線がらみ
で起きているが、今後検修外注化によって、車両をめぐって同じことが起きるのは火を見るよりも明らかだ。
 こんなことを放置することはできない。習志野電車区廃止反対、メンテナンス近代化第V期−検修外注化を許すな。闘いに起ちあがろう。

全力で12・2総決起集会へ 

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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