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11・9全組合員の総結集を

1047名闘争勝利の展望をきり開け

 10月19日、亀戸中央公園で第17回団結祭りが開催された。しかし、1047名聞争闘争の勝利に向けた団結の場であった「団結祭り」のメインテーマから「1047名闘争」を消してしまうという状況があり、動労千葉は、事前の実行委員会と当日の会場で「今こそ1047名闘争の旗を高く掲げよう」と全力で訴えた(日刊5757号参照)。
 動労千葉が投じた一石は大きな波紋を広げ、多くの方々がテントを訪れて、「動労千葉の言うとおりだ」という議論の輪が広がった。
 今、1047名闘争は試練に直面している。闘争団22名への統制処分を強行した首謀者、この9月まで国労本部書記長であり、査問委員会の副委員長であった寺内が先頭になって、北海道で組合員釣300名を集団脱退させるという、前代未聞の大義切りが起きている。現職書記長のときから、自らの手で国労を潰すために動いていたということだ。
 今こそ原点に帰り、1047名闘争勝利、国鉄−JR労働運動の再生をめざして闘いを強化しなけれぱならない。
 10・19団結祭りでは最後に三闘争団−争議団の代表がが、こうした事態を怒りを込めて弾劾し、解雇撤回の日まで断固として闘いぬく固い決意を述べた。
 動労千葉からほ中村俊六郎さんが登壇し、1047名の総団結と11・9集会を訴えた。

JR東日本/旧国鉄/国土交通省へ

三争議団が要請行動

10・22東京西部実行委員会の呼びかけで

 10月22日、1047名の解雇撤回闘争をめざす西部実行委員会の呼びかけで、JR東日本、旧鉄建公団、国土交通省への要請行動が闘われた。
 この要請行動は、動労千葉、国労、全動労の三つの争議団・闘争団が初めてひとつとなって取り組まれた画期的な行動であった。
 「西部実行委員会」は、東京・西部地区の国鉄闘争支援労組などがナショナルセンターの違いをはじめ、様々な壁をのりこえて結集し、この7月に初めての取り組みとして、独自の団結祭りを開催し、4千名を結集して大成功させるなど、東京における1047名闘争の中心的な役割を果たしている。

中村さんが参加

 この日の要請行動には 動労千葉からは、争議団を代表して中村俊六郎さんをはじめ3名が参加。国労闘争団や全動労争議団、支援労組の仲間とともにく、まともな回答をしようとしないJR東日本や旧国鉄、政府・国土交通省の不当な対応に対し、怒りの声をたたきつけた。
 とくに、JR東日本に対しては、この間の中央線や京浜東北線での事態をはじめ、相次ぐ事故は分割・民営化と全面的な業務外注化によって引き起こされたものであると、その責任を追及し、運転保安の確立を強く求めた。

闘いは正念場

 一〇四七名闘争は正念場を迎えている。国労臨大闘争弾圧、闘争団員への統制処分、北海道での国労からの集団脱退等、闘いを漬そうとする内外からの大反動が生まれている。
 しかし、この日の要請行動に示されたように、三闘争団・争議団が様々な壁をこえて総団結し、闘いの本来の姿を取り戻そうという気運が高まり、これを全国の多くの仲間たちが支えてくれている。ここにこそ勝利の展望がある。原点に帰って闘いをつくり直そう。全力で11・9へ!

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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