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JR総連は結局革マルだ!

JR総連を解体しよう!


 全ての組合員の皆さん!全組合員の総決起・総行動で闘いぬいた「02春闘ストライキ」は、今春闘の資本による「ベアゼロ」と賃下げ、転籍−首切攻撃が吹き荒れる中で、闘わなければ生きていけないという現状を日本の全ての労働者に示す闘いとして貫徹された。なによりも動労千葉の組合員が一丸となり、一糸乱れぬ行動を展開した最大の課題は、JR貨物とJR東日本のベアゼロ回答と、それを率先して受け入れたJR総連革マルに対する職場からの怒りを体現する闘いとして闘いぬかれたという意味では決定的に重要な闘いであった。
 そして、検修・構内業務の外注化をめぐっても、千葉支社だけが提案できていないという状況をつくりだすなど、大きな成果であることを改めて確認することができる。
 この成果の上に、さらに闘いを前進させよう!

「駄馬」=革マルの専門用語だ
 動労千葉が3・28〜31ストで大きな成果を挙げる中で、JR総連革マルが悲鳴を上げている。
 3月31日付「東労組千葉地本」情報の中で「千葉労(駄馬)」なる言葉を使い、動労千葉に対する攻撃を行なうと宣言している。われわれは、このJR総連革マルによる新たな攻撃を絶対に許すわけにはいかない。
 今回JR総連が用いた「駄馬」なる用語は、革マルが動労千葉に対する蔑称として用いる専門用語だ。動労千葉が79年3月に、当時の動労本部から独立する過程で革マルが「駄馬」という言葉を最初に用いたという歴史的な事実がある。これは、動労千葉の組合員はもちろんのこと、国鉄当時を知っている者ならば、誰でも承知している事実だ。

語るに落ちたJR総連革マル
 JR総連革マルは、一昨年11月の「坂入拉致」問題が発生して以降、革マル本体との内部抗争を繰り返し、革マルから完全に分裂した。その後「JR総連は革マルではない」という姿勢を取り続けて必死の延命策を図ってきた。そのためには検修・構内業務や設備部門の外注化をはじめあらゆる合理化−要員削減を次々に丸呑みして妥結し、昨年の8月にやっと「第4次労使共同宣言」にまでこぎ着けた。しかも、今02春闘においてJR東日本の「ベアゼロ」回答を提案の場で即時妥結したということは決定的な裏切りだ。結局「革マルではない」という踏絵を踏むために資本の賃下げ攻撃をも認めたということだ。
 しかし動労千葉が「ベアゼロ」を弾劾して02春闘ストライキを闘っている状況の中で、必死にスト破りをやったにもかかわずストが貫徹されたという事実の前に「動労千葉のストライキは許せない」「動労千葉を認めたくない」、だから「千葉労(駄馬)」なる言葉がついつい出てしまったのだ。まさに語るに落ちるとはこのことだ。
 結局JR総連は、革マルから分裂しても「革マル」以外の何物でもないということがこの 「東労組千葉地本」情報によっ て逆に証明されたということだ。

組合員に疲弊感を強制する革マル
 また、この「東労組千葉地本」情報では、JR東労組革マルがスト破りのためだけに自らの組合員をこき使ったことを物語るように「対策に借り出された東労組組合員の疲弊感のみを残した」と泣き言を正直に吐露している。スト破りに組合員を引き回し、疲弊感を強制するなど、労働組合であるならば絶対に行なってはならないことだ。さらには「JR総連解体を目的に掲げ」てストライキを行なったことを書き連ねているが、これ自体極々当然と言わなければならない。
 ここではっきりさせなければならないことは、今02春闘においてJR総連が「ベアゼロ」を即時妥結し、JR東日本に対して何らの抗議もしていないという事実だ。
 JR総連革マルは、自らが行なった「ベアゼロ」妥結という裏切りの事実をどのように説明できるのか。絶対にできないのだ。そして、前述のようにあらゆる合理化を丸呑みしている事実だ。現場で働く労働者に賃下げ、リストラ・首切、出向・転籍などを強制するような組織を労働組合と呼ぶことはできない。
 そういう点で言えば、JR東日本における全ての元凶であるJR総連を解体するということは、JR東日本が第二の分割・民営化攻撃の中心として進めようとしている「ニューフロンティア21」と闘い、勝利するためには必要不可欠なのだ。これなしにJR内の労働運動を強化し、労働者の労働条件の向上を図ることはできないのだ。

ともに闘おう
 われわれは、「東労組千葉地本」情報の中で「駄馬」なる言葉を使い、新たな組織破壊攻撃に出ようとしているJR総連革マルを絶対に許すことはできない。そして、JR総連革マルの裏切りに一番不満の声を挙げているJR総連の組合員にともに立ち上がることを訴える。ともに闘おう!

 
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