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連合打倒!02春闘に総決起しよう

終身雇用制の解体を許すな!28〜31ストへ起とう!

資本の側から戦後労働者を支配してきた中軸=終身雇用制の解体を宣言!
 「ベアは論外、定昇凍結、ワークシェアリングー賃下げ」−これが日経連が発表した02春闘に対する経営側の方針である労問研報告の中身だ。
 つまり、資本の側から戦後の労働者を支配してきた三種の神器=終身雇用制、年功序列賃金、企業内組合という制度そのものの解体に大きく踏み込むことを宣言したのだ。
 その露骨なまでの発言の数々−「もはや賃金か雇用かの選択を論議しても済む状況ではない。これまでにない思い切った施策も視野に入れる。それは賃下げだ」、「整理解雇も当然必要」、正に全労働者に対してリストラ−賃下げ−首切り攻撃をかけようとしている。

労働者のほとんどを不安定雇用化する攻撃!
 労働者をめぐる現状を見れば明らかなように、分社化、転籍−再雇用とそれによる大幅な賃下げ、リストラに名を借りた早期退職−首切りの攻撃が吹き荒れ、リストラ自殺が増大していることが報道されている。さらに政府−厚生労働省は解雇ルールの法制化の検討さえ始めている。

労働者の権利を売り渡す「連合」を打倒しよう
 「連合」は昨年の10月28日、日経連と連名で「雇用に関する社会的合意宣言」を発し、02春闘ではベア要求を放棄するという一線を踏み越えて奴隷的な屈伏を深めている。ひとたびベア・ゼロを認めれば定昇凍結や廃止、賃金制度の解体に道を開くのは明らかすぎることだ。すでに労働者支配の中軸たる終身雇用制の解体に着手することを宣言した日経連、この攻撃はまさしく「連合」の基盤そのものを直撃する。日本のほとんどの労働者を不安定雇用化する攻撃に対して、労働者の怒りの声を結集し対決することなくして労働者の未来はない。

労働者の未来をかけて闘いに起とう!
 われわれは、労働組合自身の手で春闘が放棄されようとしている状況をくつがえし、基盤を失った「連合」を打倒し、労働者の置かれている現状の打破に向けて、02春闘を闘う春闘再生の元年とするべく、貨物ベア・ゼロ打破を中心軸に据えた闘いとして28日〜31日のストライキに起ちあがるものだ。全ての労働者よ、自らの権利を闘うことで奪いかえそう!