新人事・賃金制度 東労組の 裏切り妥結弾劾!

新人事・賃金制度
東労組の 裏切り妥結弾劾!  

労働者の誇りを取り戻すために動労千葉で闘おう!

全ての組合員のみなさん!
 JRで働く仲間のみなさん!
 JR東日本が導入しようとしている「新人事・賃金制度」に対してJR東労組は、1月31日付で妥結するという大裏切りを行った。「人事」「賃金」は、労働者にとって一生を左右する重大な問題だ。その制度を変更するという攻撃に対して、何の抵抗もせず、ほとんど会社提案のまま妥結すること自体、現場労働者の怒りを踏みにじるものであり、絶対に許すことはできない。
 JR東労組の裏切りを徹底的に弾劾するとともに、「新人事・賃金制度」の撤廃に向けてさらに闘いを貫き、導入による労働者の分断、差別・選別攻撃を粉砕するために団結をさらに強化して闘いぬこう!

年功制と定昇を堅持?実際には大幅な賃下げだ!

 JR東労組は、「妥結にあたっての見解」では次のように記している。
 「将来にわたる年功賃金と定期昇給制度を堅持した」という。
 しかし、形だけの「年功賃金」や「定期昇給」を「堅持」したとしても何の意味もないことだ。「新人事・賃金制度」では、毎月の賃金は大幅に減らされ、「定期昇給」も現在より減額される。このため55歳到達時の賃金は現在よりも減ることは確実であり、そうなれば退職金にも大きく影響を与えることになる。しかも、減額された「定期昇給」のうち30%は第2基本給に持って行かれるため、さらに退職金の基準額は下がることになるのだ。
 こんな制度では、「年功賃金」や「定期昇給」を「堅持」したとは絶対に言えないのだ。逆に、年々賃金は減り続ける制度だということだ。

集中すべき本来業務の外注化に率先協力するJR東労組

 さらに、「本来業務に集中するとともに、職場に過度な競争を持ち込まないことを確認した」という。
 これほどウソに固められた言葉はない。
 今、JR東労組は、検修・構内業務の全面外注化攻撃に対して、これを率先して受け入れようとしている。今回、会社が提案している検修・構内業務の外注化は、「全面一括」で行おうとしている。しかも、全面外注化と併せてそこで働く労働者も一緒に出向に出すというのだ。これが、もしも実施された場合、今、職場で働いている労働者にとってみれば、集中すべき本来業務はなくなってしまうということだ。
 しかも、「駅業務委託のさらなる推進」提案では、「規模に関わらず」駅業務委託が全面的に行われようとしている。
「本来業務に集中する」というのであれば、本来業務を維持するために業務外注化に反対して、JR東日本と徹底的に闘わなければならないはずだ。しかし、実際には、「新人事・賃金制度」も丸呑みし、検修・構内業務の全面外注化も、そして駅業務の全面外注化も丸呑みしようとしているのだ。
 労働者にとって「賃金」と「職場」は待ったなしの問題だ。その両方を売り渡すこと自体、絶対に許せないことだ。
 また、「過度な競争を持ち込ませないことを」確認したというが、これもペテンだ。 資本は、「過度」であろうがなかろうが労働者を競わせ、分断し、物言わぬ労働者を作ろうとするのは、賃労働と資本の関係で分かりきったことだ。文言に入れたから大丈夫などということはないのだ。
 しかも、会社が導入する「新人事・賃金制度」は、昇進・昇格し、管理者になれば優遇されるという制度であり、一般職のままでは逆に賃金が下がるような制度だ。これをそのまま放置したら、労働者は必然的に競争に駆り立てられてしまうことになってしまう。そうなれば労働者の団結はことごとく破壊されてしまう。
 根本的な問題は、労働組合が、資本ー会社に対して競争を煽るような制度を導入させない力関係を作るしかないということだ。
 
管理者は大幅に優遇ー労働者には外注化と出向攻撃

そして「管理者にも技術選任証にも魅力ある制度とした」としている。
 「新人事・賃金制度」の最大の狙いは、助役試験に合格した者を「主務職」というポストに就けることを含めて管理者全体を大幅に優遇している点にある。
 これは、前述したように、検修・構内業務の全面外注化を「一括」で行うこと、さらに「駅業務委託のさらなる推進」提案での「駅の規模に関わらず」外注化を進めることにより、JR東日本で働く一般職のほとんどを出向に駆り立て、JR本体に残るのは管理者だけにすることを意味している。
 今、社会的に問題になっているのは、労働者の非正規職化だ。JR東日本が業務外注化で労働者の出向を全面的に行った後にくるのは「転籍」だ。そしてさらなる賃下げと労働条件の切り下げだ。
 JR東労組は、こうしたことを百も承知で今回の「新人事・賃金制度」に対して裏切り妥結を行ったのだ。
 しかし現場では、賃下げ、全面外注化、ライフサイクル、要員不足=労働強化に対する怒りが渦巻いている。
 この怒りを結集できるのは動労千葉だけだ。動労千葉に結集して、労働者の権利と誇りを取り戻し、未来を切り拓こう!