千葉労働局-「指揮命令と回答している点で、偽装請負の疑いがある」

京葉車両センター構内外注化は偽装請負だ!
千葉労働局-「指揮命令と回答している点で、偽装請負の疑いがある」

あらゆる手段を駆使して外注化を阻止しよう!今後は、厚生労働省への申告・摘発を行う!

 8月8日、動労千葉は、JR千葉支社が行おうとしている京葉車両センターでの構内入換業務2日勤分の業務委託提案が、完全な偽装請負であることから、千葉労働局に対して摘発に向けての要請を行った。
 千葉労働局には、弁護士も同行して要請と行った。
 動労千葉から千葉労働局の担当官に対して、①構内入換業務の場合、日常的に信号所や指令から、直接、指示・通告が行われており、これは発注者であるJRからの指示が直接行われること、②業務委託を受ける千葉鉄道サービスには、構内入換業務を行ったことがないため、構内入換業務を請け負ったとしても教育する体制がないこと、そのためにJR千葉支社との間で「教育訓練契約書」を締結し、教育・訓練に関してもJRが直接行おうとしていること、③そして何よりも、構内入換業務に関する専門的な技術力や経験がない千葉鉄道サービスへの業務委託は、そもそもできない状況にあるという事実を明らかにした。

JR千葉支社ー「通告は、指揮命令である」と明確に回答

 構内入換業務の場合、運転士による信号開通の要請に伴い、信号所からは開通した旨の通告が行われることになる。この通告が業務上の「指揮命令」に当たるのかが重要な問題になってくる。
 この通告に関してJR千葉支社は、8月1日の団体交渉において、「通告は、指揮命令である」と明確に回答している。
 こうしたことから、千葉労働局への要請時にも、信号所からの通告は、一般的な情報提供ではなく「指揮命令」であること、この点についてはJR千葉支社も団体交渉の席上、明確に認めていることを訴えた。
 また、JR千葉支社が、「鉄道は特殊な業務であり、JRが直接指示することはできる」旨の回答を行ってきたことについて見解を求めた。

「特殊だとしても例外はない」ー直接指示はできない!

 動労千葉と弁護士からの要請に対して千葉労働局の担当官からは、次の通りの見解が示された。

千葉労働局担当官の見解
 JR千葉支社が団交で「指揮命令」とハッキリ回答している点で、これ自体偽装請負の疑いがある。イロハのイの問題だ。
 また、業務が「特殊」であったとしても、請負に関して例外はない。発注者(JR)からの指揮命令を行ってはならないことはハッキリしている。本末転倒だと感じる。
 JR千葉支社では、まだ業務委託は行われていないが、導入していないから労働局として何もできないというわけではない。

 今回、千葉労働局が、JR千葉支社が「通告は、指揮命令だ」と回答したことを受けて、これ自体、偽装請負であるとの見解をだしたことは決定的に重要だ。さらに、鉄道業務が「特殊」だとしても、例外は認められないとハッキリ見解が示されたことで、構内業務の外注化はできないということだ。

エルダー労働者を使っての業務外注化をやめろ!

 動労千葉は、今回の千葉労働局の見解を受けて、今後、厚生労働省への申告・摘発を早急に行うこととする。
 この間、千葉鉄道サービスは、エルダー労働者に対して、ハンドル業務に関する希望調査行い、これに飽き足らず7月末からは運転適性や医学適性の切れた者にまで面談を強要し、その中で構内入換業務に協力しろとの説得まで行っている。
 エルダー労働者が希望した箇所への配属を拒否し、希望箇所で勤務したかったらハンドル業務を希望しろという、エルダー労働者の切実な希望をも踏みにじるJR千葉支社、そして千葉鉄道サービスのやり方を絶対に許してはならない。
 最大の反撃は組織拡大だ。職場から組織拡大闘争にそう決起しよう!

8・30 外注化阻止・非正規職撤廃!
JRの偽装請負を告発する大集会

日 時 2011年8月30日(火)
    18時30分から
場 所 錦糸町・すみだ産業会館
    8階サンライズホール
※JRの京葉構内業務の委託= 偽装請負粉砕へ職場から全力で結集しよう!