東労組-すでに協議を終わり、合意してしまっている

京葉構内外注化許すな!東労組に怒りの声を!
すでに協議を終わり、合意してしまっている!

 京葉車両センター構内業務外注化提案から1ヵ月半が経ったが、東労組は団交の申し入れひとつ出していない。現場では誰もが反対の声をあげているのに、提案から40日以上経つ今も何ひとつ声をあげていないのだ。要するに裏で全部認めてしまっているということだ。こんなことがあっていいのか。

すべて合意済み!

 実際、東労組千葉地本の「業務部速報」では、今回の外注化提案が次のように報じられている。

 これは、2001年3月に本部―本社間で締結した「グループ会社と一体となった業務体制の構築」の協約に基づき、エルダー社員の雇用の場の確保を目的として委託を提案してきたものです。
 地本は提案に先立ち、「偽装請負が疑われると提起した場合は再・度協議の場を確保する」ことを確認しました。

 ここで言われていることは重大な意味をもつものだ。なぜなら、東労組は6月9日の提案以前の段階で、組合員には全く知らせないまま、今回の外注化提案に了解を与えてしまっていることを明け透けに語っているからだ。

協議は全て終わっている!

 「業務部速報」をもう一度見てほしい。①今回の京葉車両センター・構内業務外注化提案は、東労組と会社が2001年に締結した協約に基づいて、あらかじめ合意の上で実施されるものであり、②労使一体で積極的に推進することは「提案に先だって」事前に確認した。③ただし、地本が「偽装請負が疑われる」と提起した場合は再度協議の場を確保する――これが言っていることの内容だ。
 要するに協議は全て終わっており、合意の上での提案だというのだ。その上で、偽装請負の問題が持ち上がった時は再度協議するというだけのことだ。それで、「労働局に相談し、偽装請負の有無を確認していきます」などと言う。だけど、それ自身が根本的におかしい。これが本当だとすれば、東労組は「偽装請負の有無」も確認しないまま、外注化提案に合意してしまったということになる。
 要するに偽装請負とか何とか言っているのは、組合員に対するごまかしなのだ。正面きって「外注化賛成」「外注化推進」と言えないので、多少は抵抗しているかのように見せているだけだ。

「雇用の場の確保」などウソ

 しかも、もっとおかしなことがある。
 「業務速報」では、「エルダー社員の雇用の場の確保を目的として委託を提案してきたものです」などと言って、あたかもこれは、雇用の場の確保のための良い提案なんだと会社を全面賛美している。だがこれは全くのウソだ。
 職場の現実を良く見てほしい。今年度から5~6年間、定年退職者はほとんどいないのが現実だ。これは国鉄時代に新規採用をずっと停止してきた期間にあたるためだ。これからしばらく退職者も出ないというのに、何が「エルダー社員の雇用の場の確保」か。しかも今、エルダーで掃除などの業務についている仲間たちは、構内業務外注化の手先になることはみんな拒否しているのが現実だ。ウソをついてごまかすな。
 むしろ今の時点で外注化を強行した時に起きるのは、エルダーの何人かを外注業務に当てはめたとしても、退職者がいないため、後の補充が続かないということだ。そうなれば、その次に起きるのは、今働いている労働者ごと業務を下請会社に放り出す全面外注化攻撃だ。会社と東労組がそれを狙っていることは明らかだ。こんなことは絶対許してはならない。
 千葉では10年間外注化を阻止し続けてきたのだ。京葉構内外注化を阻止しよう。「あそこで止めとけば……」と後で後悔してからでは遅いのだ。今こそ外注化阻止の声をあげよう。闘えば阻止できる。動労千葉に結集し、共に闘おう。