11・2全国労働者集会報告-②

闘う労働組合の全国ネットワークを!
11・2全国労働者集会報告-②

全日建連帯労組関西地区生コン支部
副委員長 高 英男

私たちが闘い続ける限り社会を変えることができる
全日建連帯労組関西地区生コン支部
副委員長 高 英男

 3労組よびかけによるこの集会も11回目を迎えています。多くの所から開催を危ぶむ声が聞こえるほど闘いかたの違い、意見の違いが見えてきたのです。だからこそ3労組は、11月労働者集会を開催するためにこれまで以上に率直な意見を出し合い、違いを認めながら一致点を探る議論を重ねてきました。歩み寄れない部分も残っていますが、この集会を何があっても開催することでは一致していました。
 この集会の当初の目的は、国鉄闘争において少数で孤立しながらも闘っていた動労千葉を支援することでした。分割・民営化という国家的不当労働行為を許せば日本労働運動の根幹に関わることであり、日本労働運動を再生させる意味でも国鉄1047名の解雇を許してはならないとして3労組の呼びかけ集会が始まったのです。
 そして呼びかける3労組が切り開いた地平を教訓に、多くの地域や職場で闘っている仲間が結集し「闘う労働組合のネットワークをつくりだそう」という集会に位置づけてきました。 私たち3労組は、この3労組の闘いが少しでも全国の闘う仲間に勇気と元気を与える集会にしたいと考えています。
 10年余りの間に多くの成果を積み上げてきました。06年の春闘時には春闘討論集会を東西で開催し、各地で労働学校や共同相談センターの開設を呼びかけ、現在もその取り組みは継続されています。
 何よりも05年1月、私たち関西地区生コン支部にかけられた弾圧によって武委員長以下6名の役員が逮捕・長期拘留されました。これまで共闘関係を続けていた労働組合や市民団体は、蜘蛛の子を散らすように引いていきました。しかし、この3労組共闘による戦線は一番に駆け付け、私たち生コン支部への激励と警察権力への抗議行動を真っ先におこなってくれました。港合同・動労千葉が共同で生コン支部を支援・激励する集会を開催したことも3労組の団結が強いことを内外に示しました。
 私は、あらためて本集会の参加者に訴えます。
 闘い方の違いや意見の違いが見えた時ほど、団結を深めるチャンスであり、現在の社会情勢は私たちに闘いの条件を与えています。職場要求を基礎に果敢に闘う労働組合を全国各地につくり出し、増大する非正規労働者の組織化と官公労叩きを打ち破り、国鉄1047名の解雇撤回を求める闘いを進めることが本集会参加者一人ひとりの課題として闘争を組織しようではありませんか。社会を変える力は皆さん一人ひとりにあり、必ず社会を変えることはできるのです。全国の闘う労働者・労働組合との団結をかちとろう。

国鉄千葉動力車労働組合
委員長 田中康宏

闘う労働組合を歴史の最前線に登場させよう
国鉄千葉動力車労働組合
委員長 田中康宏

 動労千葉からは1047名解雇撤回闘争を中心に提起します。この闘いが11月集会の原点であり、これからの労働運動全体の帰趨のかかった闘いだからです。
 新自由主義攻撃はこの20年あまり、労働者の雇用や賃金・権利、社会保障制度や教育、地方自治、あらゆる社会的連帯や団結、農業や地球環境を破壊し、戦争を引き起こして吹き荒れ、そして破産しました。起きていることは資本主義体制の壊滅的な破綻です。
 この時代に回答を与えることができるのは、労働者の団結した力だけです。
 1047名闘争が重大な岐路に立っています。私たちは、動労千葉を排除して、解雇撤回要求を引き下ろして進められている「4者・4団体」による政治解決運動に反対します。JR資本と和解してストライキも投げ捨て、政府や連合、民主党にひざまずいて「救済」を求めるような運動は絶対に間違っています。
 さらに動労千葉が解雇撤回を訴え続けていることをもって「団結まつり」への参加が拒否され、「動労千葉は永久闘争主義者だ、玉砕の道だ」という非難が組織されています。こんなことをしていたら闘いは取り返しのつかないことになります。22年間の闘いを投げ捨てることは絶対にできません。1047名闘争をめぐって起きていることは労働運動がこの時代にいかなる道を進むのかをめぐる決定的な路線問題です。
 「4者・4団体」の最も犯罪的なところは、1047名闘争が20年間、必死で築きあげてきた地平を自ら投げ捨てようとしていることです。1047名闘争が全ての労働者の怒りを結集する闘いの先頭にたてば、闘いは間違いなく爆発的に前進します。私たち3労組は、国労5・27臨大闘争弾圧粉砕闘争をめぐり、弁護団の解任に至った分岐について意見の違いを越えて、1047名闘争が日本の全ての労働者の未来と権利をかけた闘いであるという一点で一致して本日の集会を呼びかけました。動労千葉は、解雇撤回をかちとるまで闘いぬきます。
当面する課題について訴えます。
 第一に、09春闘に向けて大幅賃上げ獲得、最低賃金引き上げ、非正規職撤廃を求める怒りの声を結集することです。
 第二に、憲法改悪阻止の大運動を組織することです。
 第三に、国境を越えた労働者の団結をもっと大きく広げることです。
 「万国の労働者団結せよ!」この意味が今ほど切実に理解できる時代はありません。職場・地域から闘いを組織しよう。闘う労働組合のネットワークをつくりあげよう。国境を越えた労働者の国際連帯を発展させよう。闘う労働組合を歴史の最前線に登場させよう。