貨物関東支社3月ダイ改提案

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新小岩派出廃止絶対反対!

貨物関東支社3月ダイ改提案

 JR貨物関東支社は、1月31日新小岩派出廃止をはじめとした3月ダイ改提案を行なった。
 今回のダイ改で支社は、運転・車両関係区所で△47名、駅関係で委託も含めて△30名という大規模な要員合理化を行おうとしている。その焦点に新小岩の基地廃止がある。基地廃止は最大の団結破壊であり、重大な組織破壊攻撃だ。全力で闘いにたちあがろう。
 リーマンショック以降の輸送量の減少と国鉄改革25年問題に直面する中で、貨物会社は、3年連続の赤字決算はなんとしても回避することが至上命題とされるなかで、今次ダイ改でも要員合理化を拡大させている。そしてその柱に基地廃止を据え、昨年が八王子、今年は新小岩と次々と派出の廃止に踏み切っている。新小岩の場合、千葉機関区と統合することでかえって便乗が増えるなど効率化とならないにもかかわらず、「スケールメリットが得られる、間接要員が削減できる」として基地廃止を強行しようというのだ。こんな理由で職場を廃止することなど許せるものではない。
 さらに今回千葉機関区のEL仕業検査も廃止が提案されている。理由は、大井機関区の仕業検査を日勤勤務から泊り勤務にするので、千葉で仕業を行わなくてもよいというものだが、車両故障の対応が千葉でできなくなるということは、運転保安上からも問題であり、運転士への負担が増加するものだ。
 また今回の提案の中に事務係の見直しも打ち出されている。これは今後庶務関係の事務業務を随時契約社員へ置き換えていくというものだ。
 貨物会社はこの間、赤字脱却と称して列車削減、車両配置区の見直し、乗務員基地の廃止など、労働者に犠牲を転嫁しつつリストラ策を強行してきた。だが貨物会社の現状は、分割・民営化体制が破綻していることを示している。その破綻を塗り隠し、労働者に犠牲を転嫁することを許してはならない。2・20新小岩集会に結集し、新小岩基地廃止反対の声を大にして、3月ダイ改阻止を闘いぬこう。

 

新小岩派出廃止撤回を求めて
    関東支社へ申し入れ発出

 動労千葉は2月2日「動労千葉申第9号」で、①新小岩派出廃止撤回、②千葉機関区検修体制の現行維持を求める申し入れを関東支社に発出した。
 交渉体制を強化するとともに、職場から総決起をかちとろう。

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