ライフサイクル制度撤廃を!新たな配転許すな

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ライフサイクル制度撤廃を
新たな配転許すな

 JR東日本はライフサイクル第四次配転に向けて再び動きだしている。昨年と同様2月1日に運転士を駅に配転しようとしているのだ。昨年は1月20日が事前通知であった。区によってはすでに口頭による内々の通知が行なわれている状況にある。
 われわれはライフサイクル制度を絶対に認めることはできない。こんな制度を呑んで運転士に強制する東労組を許すことはできない。昨日、動労千葉は駅への配転の中止、ライフサイクル制度撤廃を求めて、千葉支社にあらためて申し入れを行なった。直ちに闘争体制を確立しよう。

何の意味もない事を強制

 なぜ白紙撤回を求めるのか。
 何よりも第一に、ライフサイクルは運転士にとって何の意味もない制度だ。経験を積み仕事にも慣れ、職場の中心的存在にもなった30代の運転士を駅に突然配転することに何の意味があるというのか。会社は「運輸のプロになるため」などという空々しい理由をつけているが理由にすらなっていない。それ自身、何ひとつ理由らしい理由もつけることができなかったことを示している。意味もないことを強制されることほど、一人の人間として、労働者として、誇りを傷つけられることはない。

非正規化・外注化と一体

 第二に、ライフサイクル制度は駅業務の外注化や非正規職化と一体の攻撃だ。駅に働く労働者を5年間で首を切り、使い捨てていく契約社員に置き換えていく攻撃がガンガン進められている。またローカルでは駅そのものが委託・外注化されている。駅営業職は基本的にすべて非正規の契約社員化するのが会社の方針だ。その時に問題になるのは、輸送職である。それで考えだされたのが「運転士からタライ回しすればいい」ということだったのだ。それがライフサイクルである。結局、根本にあるのは労働者をいかに安く使い捨てるのかという発想だ。そのツケを運転士に回しただけのことだ。

権利をくつがえす攻撃

 第三に、ライフサイクルは車掌の非正規職化をはじめ、これまでの全職種のあり方を抜本的にひっくり返し、労働者の権利をくつがえすことにもつながる攻撃だ。現在のように駅員の契約社員化を進めていったら、車掌になるための要員も居なくなることになる。今後、車掌登用、さらには運転士登用をどうしようと考えているのか。これまでの人事運用や業務遂行のあり方は全て変わらざるを得ないことになる。
 実際、検修・構内、保線・電力・信通など、あらゆる業務の丸投げ的な外注化が進められている。ライフサイクルはこれと一体の攻撃た。そしてそれは、技術継承と運転保安の崩壊をもたらすものである。

動労千葉と共に闘おう!

 労働者は将棋の駒ではない。企業のドレイでもない。会社と労働組合が手を結んでこんなことを労働者に強制しているのだ。絶対に許すことはできない。もし仲間を不当配転するならわれわれは直ちに闘いに立ち上がる。ライフサイクル撤廃・外注化阻止に向け、動労千葉に結集しともに闘おう。

水野さんを勝浦市長に全力で勝浦へ

 投票日(2月13日)まで残す期間は1ヵ月を切った。水野さんは連日勝浦市内をかけ回っている。昨年来の全力をあげた取り組みの中で、持の声はどんどん広がっている。水野さんの産廃最終処理場絶対反対の訴えを勝浦市長選の台風の目におし上げている。もうそとふんばりだ。勝浦市長選勝利に向け、残す1ヵ月全組合員の力を結集しよう。
▼昨年10月、勝浦で開催された「産廃断固反対」の総決起集会が事の始まりだった。この集会には市の人口の1割以上にあたる2800名が結集した。こうした大きなうねりの中で「水野さんを市長に!」という声が一気に広がったのだ。
▼勝浦市長選である候補は「外房線の複線化」を掲げている。だが、今JRがやろうとしているのは複線化どころか、東京から70~80㎞以遠の切り捨てだ。JRが掲げている経営方針では、勝浦から千葉への直通列車は一本も無くなるということだ。
▼また別の候補は「大型貨物船が発着できるように港湾を整備し企業を呼び込む」などという大規模開発を掲げている。現在の深刻な経済危機や国・地方が抱える財政破たんの現実の中でこんなことは実現できようもないことだ。
▼動労千葉にとって市長選への挑戦はある意味で常識外れなことだ。しかし、時代がそれを求めているということだ。この選挙戦に勝利は動労千葉にとっても、新たな飛躍への大きな土台となることは間違いない。

勝浦総行動に全力で結集を!
▼水野事務所結集/日時は随時
▼全組合員の力を結集しよう

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