2009年訪韓闘争報告 ②

イミョンバク政権への怒りに燃え上がる労働者大会!
日韓労働者理念交流会ー国際連帯の到達点!

(6887号からつづく)
国境を廃止し、分断攻撃を打ち破ろう」ー田中委員長
【8日 ソウル本部非正規撤廃独自決意大会】
 鉄道路組ソウル本部との交流会を終えた後、汝矣島(ヨイド)平和公園南側の永登浦(ヨンドゥンポ)駅に移動し、駅前広場において13時から開催された民主労総ソウル本部主催の非正規職撤廃に向けた独自決意大会に参加した。
 民主労総ソウル本部・チェジョンジン本部長から動労千葉・田中委員長、三里塚反対同盟・萩原事務局長、そして学生をはじめ日本から多くの仲間たちが参加していることが照会され、参加者からの拍手が鳴り響いた。
 決意大会では、ソウル本部傘下の各組合から非正規職撤廃に向けた発言や、竜山惨事で虐殺された遺族など、怒りの発言が続いた。日本からの訪韓団を代表して田中委員長からは、「国境を廃止して団結して闘いぬこう。敵の分断攻撃をぶっ飛ばして団結を取り戻そう」と力強く訴えた。
 独自決意大会終了組、参加者全体で汝矣島平和公園まで徒歩で移動。事実上のデモ行進だ。機動隊による労働者大会への参加妨害を突破して民主労総労働者大会に合流した。

民主労総5万人が結集!労働者の怒りを肌で感じる!
【民主労総労働者大会に合流】
 15時過ぎから始まった労働者大会には、汝矣島平和公園に、韓国全土から5万人の民主労総組合員が結集していた。
 労働者大会は、チョンテイル氏への黙祷から始まり、各組合旗の入場へと続いた。海外から参加した労働組合として動労千葉が3番目に紹介された。
 民主労総に対するイミョンバク政権の攻撃は激しく、特に公務員労組に対しては組合事務所の閉鎖をはじめとした攻撃が相次いでいる状況だ。さらに労働者の非正規職化や大量解雇、超高級マンションを建設するために竜山地区で生活する労働者・市民5名を虐殺する等々に対して、今年5月あら8月の77日間にわたって双龍(サンヨン)自動車支部の労働者が命がけで闘いぬいたように、労働者の怒りが満ち溢れていることを肌で感じることができた。
 17時30分に全体集会が終了し、その後、場所を移して民主労総ソウル本部の仲間たちとの交流会が行われた。それぞれの自己紹介からはじまり、とくに反対同盟の・萩原さんからは、43年に及ぶ空港反対闘争にはソウル本部の仲間から大きな喝采がわき上がった。

大恐慌下での労働運動の課題について、活発な質疑討論
【9日 日韓労働者理念交流会】
 9日、9時30分からは、民主労総ソウル本部講堂において、ソウル本部の仲間と動労千葉をはじめとした訪韓団の仲間など参加する中で「日韓労働者理念交流会」が行われた。講師の鞍本氏からは、11月2日に日本で行われた理念交流会で、キムスンホ氏(サイバー労働大学代表)から提起された内容を受けて、「世界大恐慌下の労働運動と労働組合の課題」と題して、動労千葉・中野常任顧問の著書「甦る労働組合」を引用しながら講演が行われた。とくに「時代認識を持ち、つねに団結を総括の基準にして闘い、最も困難な状況でも闘いぬいてきた教訓は、相通じるものがある」と結んだ。そして「理念交流は動労千葉と民主労総で培ってきた国際連帯闘争の到達点」という位置づけがソウル本部や動労千葉をはじめとした派遣団全体で確認されたことは極めて重要であった。午後からは全体で活発な質疑応答が行われた。
 各支部から参加した訪韓団の皆さん、大変ご苦労さまでした。