定期大会③―11月集会1万人結集を

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1047名解雇撤回の旗のもと、11月集会1万人結集をかちとろう!
第38回定期大会2日目

11月集会1万人結集へガンバロー!

組織拡大闘争の前進で民営化体制をうち破ろう!
君塚副委員長に代わり大竹哲治君を新副委員長に選出

定期大会の二日目は、9時に始まり最初に予算案が提起された後、方針案の討議に入った。
活発な意見が質問が出され、本部より答弁がおこなわれた。田中委員長の総括答弁の後、方針案、予算案が全体の拍手で承認され、スト権投票が100%で批准された。大会宣言が読み上げられ、新役員の信任投票がおこなわれた。君塚前副委員長に代わり、新副委員長になった千葉機関区支部の大竹哲治君を含む全員が信任された。
最後に組合歌合唱、田中委員長の団結ガンバローで終了した。

出された主な意見

○ 副支部長、書記長が10月1日付で配転される。幕張支部だけでなく、動労千葉全体にかけられた攻撃だ。幕張支部はこの間非協力闘争を闘ってきた。組織拡大でこの攻撃に反撃する。
○ 派出に要員がいない、そのため2徹、3徹になる。必要な要員を養成していない。強風で佐貫町、上総湊間で運転規制と中止が何度もかかる。防風柵の設置を要求しよう。
○ 10・1のストには総結集する。DL問題で区長は千葉転では養成しないとしている。また、昭和採用の運転士への再教育をやると言っているが、区長は年休が入らなくてもやると言っている。
○ 幕張へかけられた攻撃は、幕張だけの攻撃ではない。全体で反撃しよう。今のJRは、尼崎事故と体質は一緒。 現場の労働者に責任を押しつける。労働者が社会の主人公。労働学校をもう一度受け直す。
○ 10・11三里塚、11・1労働者集会は年休で参加する。ライフサイクルを逃れるために、助役試験や主任試験を受けても行かされることには変わりがない。一人一人が組織拡大へうってでよう。
○ ダイ改で八王子へ乗り入れたが向こうが京葉線にくることはないのか。貨物は、ポートレートカードもなくなり、ボーナスが10数万も下がった、冬はどうなるのか。
○ 貨物の闘いをどう作るのか、物流全体の闘いとして貨物の労働運動を作っていかなければならない。
○ 習志野では女性の車掌、運転士が多くいるが産休で休んだときに要員はどう考えているのか、秋葉原に徐行45㎞があるが速度オーバーが続発している。
○ 車技分科は、水戸との交流会を行った。209系が入ってくるが、スカートは付けたが車体はペラペラで、地気はしやすい。雨漏りもしている。255系、257系の特急が外側面距離の規定値を割って転削に入ってくる、問題だ。
○ 東労組は職場集会で動労千葉とつきあうなとやっている。ライフサイクルで平野君に続く組織拡大をかちとる。団交で東労組が恫喝、脅迫されたとして当局に何とかしてくれといっている。
○ ライフサイクルの時期的なものが見えない、人が余ったときに元の職場に戻れるのか。
○ 営業に配転されて検修へ希望しているが、駅でも人が足りない状況で出られるのか。○ いすみ鉄道でも人が足りない。出向の社員が4人手を挙げていると聞いている。
○ 新型インフルエンザに対する支社の対策はどうなっているのか。

田中委員長総括答弁(要旨)

動労千葉にかけられた組織破壊攻撃に対し、10・1ストライキで総決起しよう。様々な課題はあるが、会社からかけられてる攻撃に真正面から立ち向かう以外にない。資本は常に組合の弱体化を考えているが、今回は度を超している。交検からベテランを排除し、まだ完全に検修のできない若手だけにやらせている。JRは安全のことなど考えていない。組合潰しの手段は、結局業務外しや不当配転しかない。分割・民営化のときと同じだ。23年間やってきて失敗してきたことをまたやっている。外注化を8年間阻止してきたことに追いつめられているということだ。この攻防は1年間続く闘いだ。ストだけでは決着がつかない。年明けにはライフサイクル第3次配転攻撃がくる。組織拡大をなんとしてもかちとろう。
出された意見で明らかになったことは、JRでは、列車をまともに動かす仕組みがいま全部崩壊していることが根本問題だ。また、女性車掌問題、徐行問題、規程違反の車両転削問題など、すべて民営化の破綻として表れている。また、貨物の荷がなくなっているという大恐慌情勢の中で、労働組合がどうあるべきかという意見は重要だ。会社救済の側に立つのか否か、これからの労働組合のあり方が問われる。ボロ儲けしているのは企業、矛盾は全部労働者に押しつけている。29年大恐慌のとき、アメリカでは失業者大行進、ゼネストがおき、空きビルを住居として占拠する闘いなどが広がった。非正規職問題、派遣法問題を政府を揺るがす闘争にできないか、労働運動も時代に見合った荒々しいあり方が必要だ。
1047名闘争は今の情勢の中で、闘う労働組合を復権させる闘いだ。今こそこうした闘いの先頭に立つときだ。道州制攻撃を前に公務員バッシングが起きている。すでに市役所の半分は非正規職の公務員にされ、酷い労働条件の下におかれている。
11・1労働者集会は、1047名解雇撤回闘争の下に1万人を集めよう。また、正念場を迎える10・11三里塚集会に結集しよう。

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