CTS成田空港事業所で一日勤増、夕食時間の確保をかちとる!

金子さんの労災認定、労働条件の抜本的改善まで闘いぬこう

食事が取れるようになった

 これまでCTS成田空港事業所では、夕食がまともにとれる休憩時間が確保されていなかった。我々が追及する中、CTSは5月1日以降、夕食休憩を1時間確保した(現在は、途中の休憩時間を確保するため40分になった)。職場からは次のような意見がでている。

 「夕方まとめて休憩できるようになったのは良かった」
「今までは夕食を10分で食べなくてはならなかった。1回で無理なときは2回に分けたりしていた。ダイヤが乱れると、2時間も後になったり、寝る前に食べることになったりしていた。今は確実に食べられる」

要員不足・低賃金が根本的問題

 しかし、問題が解決したわけではない。要員を一日勤増やし(「MG」と呼ばれる)、夕食休憩中は通常は駅舎を清掃している労働者が列車清掃の応援にくることになった。しかし、全体の人員が変わらない中で、一日の要員増に伴う問題も発生している。

 「これまで徹夜勤務の責任者をやっていた人が『MG』になっている。日勤扱いで夜勤手当がなく、賃金が下がる。手当が必要」
「徹夜の責任者ができる人は少ないのに、その人が『MG』になっている。その結果、仕事がわからない人が責任者をやらされる」

 「駅舎から応援がきているが、その間は駅舎の仕事を外してきている。その時間帯の駅舎は要員減になる」
「駅舎から応援に来る人は、いつもと違う仕事をやらされるので疲れるはず」

 根本的な問題は十分な要員も賃金も確保していないことだ。そこを放置したままごまかそうとしていることの矛盾が表われている。

十分な要員と賃金を確保しろ!

 さらに、ただでさえ低くかった賃金がさらに押し下げられようとしている。要員不足も深刻だが、社員にもほとんど登用されない。

 「今年4月から時給制から月給制になったが、その結果、前より賃金が下がった」
「60歳以降は賃金がかなり低くなる。嘱託になった人は、やる仕事は同じなのに月5万円くらい下がった」
「60歳から地域手当(成田5千円)がなくなる。就業規則にあるが理由がわからない」

 「8~10月にかけて、主任や班長をやっている人たちが辞める。後任は数あわせでは困る。教育のためにも早めに雇うべき」
「責任者ができる人が少なすぎる。社員を増やして主任につかせるべき」
「今でも朝に一人欠員が出れば、徹夜明けの人が残業になる。無理をすることもある」
「希望者の正社員登用も必要。5年勤めていた人が、社員になれないからと辞めた」
「若い人も、どうせ社員になれないと思って仕事にもやる気がなくなる」

人間らしく働ける労働条件確立まで闘いぬこう

 この間の劣悪な職場環境も放置されたままだ。こんな状況を認めるわけにはいかない。

 「寝室は集中管理の空調だけ。独自の冷暖房がなく、扇風機では十分でない」
「詰め所も作業していると暑い。仕切りをしっかりして独自の空調を入れて欲しい」
「粉じん防止の対策を取って欲しい。空気の逃げ道がなく、ブレーキの鉄粉がたまる」

 この状況を生み出している最大の責任はJRにある。金子さんは、この労働環境の中で働き命を落とした。絶対に職場の現実を変えなくてはならない。
JR―CTSを貫く闘いで労働条件の抜本的改善と金子さんの労災認定をかちとろう。