動労総連合第26回定期全国大会を開催(12/11~12)

国鉄闘争全国運動を全国に広げ、
反原発・反失業闘争を闘いぬく
階級的労働運動を復権させよう!

動労総連合第26回定期全国大会を開催(12/11~12)
動労総連合の未来をかけ、組織拡大闘争に組織の総力をあげて起ち上がろう

 動労総連合は、12月11日~12日、千葉市・DC会館において、第26回定期全国大会を開催し、各加盟各単組のこの一年間の奮闘を確認した上で、国鉄闘争全国運動のさらなる拡大と、反原発・反失業闘争の発展、そして何よりも、動労総連合の未来をかけて組織拡大に全力決起する方針を確立した。

全国の職場・地域に国鉄闘争全国運動を!
動労総連合中央執行委員長 君 塚 正 治 

 08年秋のリーマンショックからはじまった大恐慌がさらに進み、EUでの財政破綻の続出、そしてドルの信用崩壊が始まった。こうした中で野田政権はTPPへの参加を表明した。TPPは関税を撤廃し、資本家による「自由」の名の下で労働者に全ての犠牲を押しつけて社会全体を「弱肉強食」化し、資本家だけが生き残ろうとする攻撃だ。断固として反対しなければならない。
 3・11以降、情勢は一変した。大震災はもちろんのこと、福島原発事故は国や東電、学者、裁判所、そして労働組合が一体で推進した国家的犯罪だ。「復興特区」が資本の論理で進められようとしているが、被災地丸ごとの民営化攻撃だ。労働者の側からの復興が何よりも求められている。その中心は本来は労働組合が担わなければならないはずだ。
 今年の11月集会について、動労総連合としては今の情勢の中で5950名を集めたことは大きな成果だと総括したい。しかし、1万人に届かなかったのも事実だ。職場で資本と徹底的に闘い、仲間を組織して、来年はぜひとも1万人結集を実現しよう。
 1047名闘争では、国鉄闘争全国運動を軸にして全国の職場・地域に展開して会員を拡大する一大運動をつくりだそう。JRでも労働者を非正規職にして安く使おうとしている。しかし、千葉では外注化の10月実施を阻止し、12月もできていない状況に追い込んでいる。こうした中で、’12春闘が重要だ。ベ・アを勝ち取るためにストライキを含めて闘いぬこう。そして何よりも、組織拡大が前進している。動労総連合の未来をかけて、組織拡大闘争にに全力で起ち上がろう。

反原発、外注化阻止、そして組織拡大へ活発な討論

 大会は、石井副委員長(水戸)の開会あいさつで始まり、議長に佐野代議員(千葉)を選出して議事が進められた。
 冒頭、君塚中央執行委員長のあいさつ(要旨別掲)を受けた後、執行部より経過報告、運動方針案、予算案等が提起された後、質疑応答が行われた。

 主な発言の要旨は以下のとおり。
◎契約社員である私への不当解雇に対する解雇撤回闘争を、非正規職撤廃の闘いとして闘う。東日本であれ西日本であれ非正規職をなくすために全力で闘う。原発事故をきっかけに現場労働者と話ができるようになった。組織拡大で頑張る。(西日本)
◎副委員長の解雇撤回闘争の中で、中労委の形骸化を実感した。一方、職場では労働者への監視が強まり、一方で技術継承できないことが問題になっている。尼崎現地での「立哨」が続けられており、これ自体大問題。(西日本)
◎埼玉労働局に偽装請負の申告をしたところ、9月28日に籠原派出に調査が入り、JRと鉄道サービスへの事情聴取が行われ、入換列車に調査官が添乗した。一方、籠原派出では移動禁を付けたままノッチを入れるという事故があり、大問題になっている。定年延長問題の取り組みの強化を。(高崎)
◎運転士登用差別の完全履行と昇進差別撤廃に向けて新たな裁判闘争を開始した。一方、反原発―被爆労働反対の闘いを行う中で、平成採1名が結集した。水郡線が乗り入れる郡山工場の構内では0・6μSⅴもあり、被曝問題で東労組の若い労働者は怒っている。(水戸)
◎勝田車両Cで平成採1名が動労水戸に加入する過程で会社からの攻撃が激しかった。一方、団交について勤務開放で参加できるように取り組みの強化を。(水戸)  
◎3月の成田線での貨物列車脱線事故後、未だに同形式の貨車を使っており、問題だ。貨物会社の年末手当超低額回答を絶対に許さない。13年に田端機関区が隅田川移転と言われているが、基地構想は。(千葉)
◎京葉車両センター構内業務外注化が年内実施できないところに追い込んできた。京葉車両C門前での街宣等で平成採の中に問題意識が生まれている。組織拡大へつなげたい。(千葉)
◎運転基地再編に向けた訓練強行に対して11月5日から指名ストを闘っている。千葉転支部では支部長が訓練対象になっており、組織破壊攻撃だ。組合要求を貫徹するために一丸で闘う。(
千葉)

 代議員・傍聴者からの発言に対する執行部からの答弁が行われた後、議案は一括して採択された。そして、スト権が100%で確立された後、大会宣言を採択し、組合歌合唱、君塚執行委員長の団結ガンバロー三唱で、第26回定期全国大会は終了した。
 今大会は、激闘の2012年を闘いぬく動労総連合の団結をより一層強化するとともに、何よりも組織拡大に向けて総力を結集する決意を打ち固める場となった。