第23回動労総連合定期大会

1047名闘争勝利!大恐慌に立ち向かう闘う労働運動の復権に全力を!
第23回動労総連合定期大会 ―組織拡大へ闘う方針を確立

 動労総連合は、12月13日~14日の両日、千葉市・DC会館において、第23回定期全国大会を開催し、重大局面を向かえた1047名闘争や、反合・運転保安確立、組織強化・拡大、第二の分割・民営化攻撃粉砕にむけて、総決起し闘いぬく方針を確立するとともに、川崎昌浩新書記長をはじめとした執行体制を確立した。

分かった気にならないで情勢に立ち向かおう

 大会は、石井真一副委員長(水戸)の開会で始まり、議長に相馬代議員(千葉)を選出して進められた。
 はじめに中央執行委員会を代表して君塚委員長より挨拶(要旨別掲)が行われたのち、執行部より経過報告が提案された。つづいて議事に入り、大会開催延期承認、決算承認、労働協約・協定締結承認が採択された後、田中書記長より運動方針案が提起された。「まず今日のわれわれの迎えている時代がこれまでとまったく違う情勢に入っていること、分かった気にならないで真摯に情勢と立ち向かっていく構えが必要とした上で、①4者4団体による闘争終結策動と対決し1047名闘争勝利に全力で立上がること。②反合・運転保安闘争と組織拡大闘争の一体的前進をかちとること。③ライフサイクル制度粉砕、業務外注化阻止を軸とした第二の分割・民営化攻撃との闘いの強化。④「生きさせろ」の怒りの声を結集し、ストライキの復権をめざして09春闘に全力で起ちあがること。⑤金融大恐慌情勢に立ち向かい、闘う労働運動の復権と国際連帯闘争の発展をめざして全力で闘いぬくこと。」以上を柱として、動労総連合として総力で決起することが力強く訴えられた。予算案の提案の後、質疑応答が行われた。

組織拡大に向けて活発な質疑が行われる

◎質疑応答での主な意見
◇12月1日に1名の加入が実現した。外注化阻止で闘い、組織拡大を続ける。(千葉)
◇新系列車両で検査が超勤になっている。要員確保に向けて闘いぬく。(水戸)
◇常磐線の上野詰所の問題でシール投票を行ったところ休めないとの苦情が60対1の圧倒的大差で確認された。(水戸)
◇エルダーで、東京から車両も知らない者が来て構内運転を行っていたり、車両故障のまま運用している現実がある。(高崎)
◇09春闘をストライキで闘う上で本部の指導をお願いしたい。◇駅での運転保安に関するパンフを作り、駅でのビラ配布等を行ってきたが、反応が非常によかった(西日本・広島)
◇ライフサイクルで8名出され、1名が東京への移動という状況だ。(高崎)
◇平成採自身がライフサイクルに反対し、潰すような闘いを組織していきたい。(水戸)
◇中野顧問の「甦る労働組合」を学習する運動をつくっていきたい。(千葉)
◇私立病院休止問題で反対運動を取り組んできた。また、裁判員制度に関する通知が職場の若手に来ている。(千葉)

 運動方針案をはじめ一括採択し、新たな役員体制を選出した。大会宣言を採択し、新旧役員あいさつののち、君塚委員長の団結ガンバローで大会は終了した。

動労総連合が歴史の前面で闘う時代が来た
資本と闘いぬき展望を切り拓こう!
君塚執行委員長

 今、金融大恐慌が米のサブプライムローンの破綻をきっかけに勃発し、29年恐慌以来の情勢が来ている。資本主義の生き残りをかけた新自由主義政策が完全に破綻し、リーマンブラザースの破綻後3ヶ月で米ビッグ3の破産にまで行き着こうとしている。こうした事態が人件費削減という形で労働者への責任が転嫁され、食って行けない社会となって現れている。日本でも派遣労働者がクビを切られ住むところもない状態になっている。もはや資本主義では労働者は食べていくことができず、資本主義の仕組みが終わるときが来た。
 こうした中で、動労総連合の真価が問われ、歴史の前面に出て闘う時代が来た。
 11月集会は、民主労総ソウル本部、ILWU、UTLAなどが結集し、資本主義に対する国境を越えた闘いとなった。着実に若い層が増え、勢いを感じる集会としてかちとられた。1万人集まれば確実に時代は変わる。きちんと総括して発展を勝ち取ろう。
 分割・民営化は、日本の新自由主義攻撃の始まりであり、敵は政府・資本だ。われわれは解雇撤回を掲げて11・2集会を闘った。一方、4者4団体は、解雇撤回を放棄して政府にお願いしている。モノが取れない時代だからこそ、資本と闘う以外に展望は見いだせない。われわれは反合・運転保安の闘いを基軸に勝利の展望を拓くチャンスを迎えている。1047名闘争の再構築へ闘いぬこう。
 JR情勢は、20年間続いてきたJR総連との結託体制が完全に崩壊しようとしている。この中で必ず合理化をセットにして会社に従うかどうかを常に労働者に迫ってくることは明らかだ。当面、東日本のライフサイクル第二次配転や、貨物の新賃金制度が焦点になる。09春闘への総決起を心から訴える。
 委員長として8年間、毎日のように反合・運転保安確立、組織強化拡大を訴えてきた。今年2名の平成採の結集を実現した。突破口は開かれた。今の時代は、どこの組合にいようが闘わなければ未来が切り開けない状況だ。御用組合に入るか、労働者のプライドをかけて動労総連合に結集して未来を切り拓くのか。答えはハッキリしている。組織拡大のチャンスが到来している。組織強化・拡大へ全組合員の決起を実現しよう。
 団結をうち固め、組織強化・拡大、09春闘勝利へ、総決起しよう。