車両職の将来を切り拓く 第2ラウンドの闘いに起つ!

第24回車両技術分科会定期委員会  

 運転保安上の問題は深刻
 車両技術分科会第24回定期委員会が2月9日(土)DC会館において開催された。
委員会は、議長に川村さん(幕張)を選出したあと、冒頭あいさつに立った半田会長は、「10月1日に強行されたCTSへの業務委託によって、現場では混乱が続いている。とりわけ運転保安上の問題は深刻であり、安全の確保という意味からも追及を継続してきた。これは過去に起きた尼崎事故、石勝線事故、成田線での貨物の脱線、そして最近では関越道でのトンネル天井板の崩落事故にみられるように、民営化・規制緩和が招いたものであり、同一線上の事故に結びつく重大な攻撃だ。闘いは確かに厳しいが、12月26日に提訴した訴訟の勝利に向けた一環でもある。理不尽な強制出向に出された仲間をJRに戻すためにも、第二ラウンドの闘いに全力をあげたい」と分科会の総力をあげて闘い抜く決意を表明した。
続いて来賓として、本部・長田書記長より、全体情勢を踏まえた提起を受け、2月24日の本部定期委員会で春闘方針を決定していくことなどのあいさつを受けた。

質疑で出された質問・意見
◆SLイベントにより、DLの臨時仕業が銚子において発生した。本来、DL仕業検査はCTSへと委託されたが、派出検査に体制がないためJR側で行っている。このように臨時仕業が発生した場合の取組みについて周知した方が良いのではないか。
◆E130系DC新型車両が12月1日より営業運転を開始したが分割・併合時にモニター故障(伝送エラー)が頻発している。データ読出しをしてメーカー対応となるが、その結果が返ってこない。
◆仕業検査が業務委託されたが、JRとCTSの臨検との作業区分が明確になっていない。どの程度まで対応すべきか分からない。
◆悪天候などで出先駅等で臨時仕業が発生した場合、CTSでは緊急車両もないため対応できないのではないか。
◆209系FL(フィルターリアクトル)の絶縁処理が悪いための修繕取替は、工場の責任修繕ではないのか。同様に、空気式ドアの電磁弁故障対応もそうなのではないのか。
◆3月に233系車両の応急処置を対象とした派出訓練が京葉車両センターであるが、JR側の派出とCTS側の派出の双方が参加することとなっている。「契約」で出来るというのだろうが、これは違反ではないのか。
◆構内では、トークバックを使って運転士が信号とやりとりをしている実態があるが、外注化によって指令を介することとなっているのではないか。雪や暴風時においても、今までと同じように出来る感覚なのではないか。
◆イベントの際、臨時の入替をJR側で行ったが、その際には、JR、CTS双方が入替要員を用意するなど混乱している。
◆高齢者雇用安定法改正が4月1日から施行されるが、東日本での、その趣旨に沿った中身の提案動向はないのか。
以上のような活発な討論をへて、外注化された業務を本体に戻す。これ以上の業務委託を許さない。第二ラウンドの闘いに、車両技術分科会の総力をあげて闘い抜くことを確認した。

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