2015新春インタビュー 外注化攻撃と闘う検修職場の仲間に聞く

外注化粉砕!組織拡大をかちとろう!

2015年の年頭にあたり、外注化粉砕へ向けた決意を幕張山田支部長、木更津佐野副支部長、車両技術分科半田会長、青年部木科君から話しを聞きました。

◆昨年は外注化の矛盾が様々なかたちで噴き出した年でした。

山田 外注化から2年たったけど、職場は外注化による問題が次々に起きている。転削業務では指を切断する事故が起きたのに「お前らはもういらない」と逆にベテランの人たちが出向を解除された。CTSではプロパー採用者を入れて1年も経たないうちに仕業検査や構内運転をやらせている。それで内山君が出向解除になった。やはり外注化は雇用や安全を破壊して職場を分断する攻撃だったことがはっきりした。外注化を粉砕するまで解決しない問題です。

佐野 外注化の時は動労千葉の人間を強制出向に出して、要らなくなったら返す。会社側は裁判対策のためもあって「一生出向」ではないと言いたいんだろうけど、JRに戻っても仕事がない。日勤で臨検。若い人は生活も大変ですよ。
半田 将棋の駒のように扱っている。人間扱いしていない。内山君もそうだけど、泊勤務で手当がついてたのが日勤になって無くなる。プロパー採用者ができたから返す。こんなやり方をされたら生活設計はどうなるの。結局、外注化を完成させて完全に別会社化していくために労働者を将棋の駒にしている。

木科 プロパー採用者が入ってきて、高齢者の職場確保はどうなるのかみんな不安に思っているし、若い人も将来が見えなくて不安ですよ。プロパー採用者もなんで同じ仕事しているのに低賃金なのかと。こうやって横のつながりが壊されていく。そういう攻撃が外注化だ。会社は団結されたら困るんです。

◆ 闘いをさらに強化しなければいけないですね。

山田 高齢者の雇用の場を確保するために外注化するとか、会社の言ってることは全部ウソだった。逆に、CTSに「プロパー」として採用された人たちは本来JRに雇われていたはずだった。プロパー採用者は、同じ鉄道の仕事しているのに、昇給の仕方が全然違うからJRとの賃金の差がどんどん広がっていく。1年目は、動労千葉対策のためにCTSで大量採用したから、仕業・構内にも来れず、未だに上廻り検査の仕事をしている者もいる。プロバー採用者の中でも差別が生まれていて、結局、JRの管理者の天下りポストを増やしただけの状態。それで1千万とかの賃金をとっている。それは本来、清掃やってる人やプロパー採用の人の賃金にしなきゃいけない分だ。今年はそういう矛盾も徹底的に追及して組織拡大につなげたいと思います。

半田 黙っていたら、J―TRECのような分社化とか、検修・構内業務はトランスポーテックに集約していくとか、NTTみたいに子会社にどんどん転籍させるとか、これからも外注化攻撃はどんどんエスカレートしていくと思う。

木科 例え臨検に戻ろうと交検に戻ろうと、外注化に対してはずっと闘っていかなければいけない。結局、完全粉砕しかない。逃げ場はないんです。

半田 出向無効裁判も重要だよね。JR側が出した委託契約書類の番号が飛んでいて明らかに隠しているものがあるって言うじゃん。改ざんしたのと同じことだよね。

◆昨年、清掃の3名の仲間が動労千葉に入りました。

山田 外注化攻撃があったからCTSで働く仲間たちの現状にも真剣に目を向けるようになった。だから、CTSに行って、清掃業務の不正追及や行方所長追放の闘いとか、超勤不払いの問題、成田空港駅の労働条件を改善させた闘いなど労働条件改善闘争をやってきました。CTSの所長は、朝の点呼で「出来映え検査で引っかかったらボーナスカットだ」なんていっている。今までCTS労組が何をやっていたのかって事ですよね。そうした闘いの中で、CTSの仲間たちが動労千葉のことを信頼してくれるようになっている。5月と10月にストライキもやって、そういう中で3名が動労千葉に加入してくれた。すごく嬉しいことです。

佐野 CTSの清掃の人たちと話しをしてると色々出てきますね。契約社員で入って10年以上も試験を受けているのに受からない人がいる一方、1年ちょいで正社員になる人もいる。みんな怒ってますね。幕張で3人動労千葉に入ったのは大きなインパクトになっています。外注化で逆に清掃の労働者とつながりが出来た。

◆大量退職を迎えて、何もしない会社への怒りと今年の決意を。

山田 外注化がなかったら俺たちは60才で退職して清掃に行って組合運動も終わりだった。でも、職場が外注化されたことで闘い続けるしかなくなった。会社側が俺らにもっと組合で闘えって言ってることと同じだよ。退職する時まで俺らの気持ちを逆なでして怒りを持続させてくれている。

半田 残った人も出された人も地獄。仕事がやりづらくなってるし、何もかもが分断されるし、安全は破壊されるし。行き着く先は、全部外注化か全部戻させるかになる。外注化との闘いはそういう勝負になる。

山田 さっきも言ったように、会社側が65歳まで闘ってくださいと言ってるんだから、それに応えて組織拡大を実現しないといけない。この何年かが勝負。こんなに条件を与えてくれているんだから、JR本体でもCTSでも組織拡大に向けて全組合員が頑張らないといけない。

佐野 CTSの労働条件を上げたいですね。外注化されなかったら分からなかったですよ。腹の立つことばかりです。会社側が外注化やるために言ってきたことはウソばっかり。最終的には組織拡大だと思います。

木科 CTSで加入してくれた3人を正社員に押し上げたい。動労千葉がやってることが正しいと示すためにも本気になって闘ってその形を見せたいです。また、俺たちの問題ですが、運転士希望で入ってきて運転士になれなくて構内運転士になろうと勉強して、外注化でさよならなんて絶対許せない。黙ってたら交検も臨検も外注化される。駅だって外注化だ。行くところなんかなくなる。だから東労組の若い人にも一緒に闘おうってオルグしなきゃいけない。プロパー採用の人たちとも一緒に闘わなければいけない。

半田 CTSでも、闘う労働組合が必要なんだ、何もやらない組合じゃだめなんだということを職場の仲間が実感できる闘いをやりたいですね。裁判闘争にも勝利したいし、職場で組織拡大を全力で闘って外注化を粉砕したい。

全組合員の力でJR、CTSでの組織拡大をかちとり、外注化を粉砕しよう。大量退職にともなう組織破壊攻撃を粉砕しよう。