ディスクブレーキ装置取付部分に160ミリのヒビ!

ディスクブレーキ装置取付部分に160ミリのヒビ!
1列車に6カ所も発生!

列車のスピードアップによる衝撃に台車が耐えられずにヒビが入ったことは明らかだ!

 2月24日、JR東日本は、東海道線で使用されている217系車両について、ディスクブレーキ装置取付部にヒビが入っていたことを明らかにした。
 当該の列車は、23日に東京総合車両センターにおいて定期検査が実施されたが、その中で台車のディスクブレーキ装置取付部に160ミリのヒビがあったというのだ。しかも、同一列車の内、4台の台車で5ミリから23ミリのが5カ所も発見されたというのだ。
 JR東日本は、①補強材等で構成された部分にヒビが入っているが、安全上問題はない、②原因は調査中、③920台の台車の一斉点検を行うとしている。
 しかし、「安全上問題はない」としているが、補強材で構成されている部分であるにもかかわらずヒビが入ったこと自体大問題であり、安全上の重大問題だと言わなければならない。
 下の写真及び図面は、JR東日本が発表したものであるが、ディスクブレーキのライニングを取り付ける部分の根本にヒビが入っており、これがさらに拡大したら、脱落し、脱線等の重大事故につながりかねない状況だったのだ。
 ディスクブレーキ装置取付部は、列車を止めるための心臓部だ。しかも、現在、列車は快速列車の場合には120km/hの高速で走行しており、その列車を停車させるためにはブレーキ装置に膨大な衝撃が加わることになる。
 今回のディスクブレーキ装置取付部での6カ所に及ぶヒビが発生したということは、高速走行による衝撃に台車が耐えきれなかったということだ。
 分割・民営化以降、JR東日本では、列車の速度が次々に引き上げられ、NEXをはじめとした特急列車や一部の快速列車では最高130km/hで運転されている。速度をあげるということは、衝撃力が速度の二乗に比例して大きくなるということだ。
 今回のヒビの原因は、列車の速度アップにあることは明白だ。217系で発生したということは、他の列車でも発生しているということだ。
 JR東日本は、列車の安全を守るために、列車のスピードアップをやめろ!安全を解体する検修・構内業務の全面外注化計画を中止しろ!

東海道線217系列車におけるヒビの発生状況
(JR東日本の資料より)

 

 

 

 

 

 

 

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