12年訪韓闘争報告

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民営化ー非正規職撤廃へともに闘う決意


0日、ソウル駅前で行われた労働者大会前夜祭

11・4全国労働者総決起集会と前後の国際連帯集会、理念交流会と並ぶもうひとつの11月集会として、10日から13日にかけて、訪韓闘争が闘われました。動労千葉からは13名が参加して闘いぬいてきました。


3万人が労働者大会会場のソウル駅までデモ行進(11日)

労働者大会開場に向けて3万がデモー11日
理念交流で非正規撤廃への決意新たー12日
 主な行動は、10日、インチョン空港到着。全国労働者大会前夜祭参加。あちこちで、多くの同志たちとの感動的再会があり、固い握手とハグ(HUG)です。
11日、ゴールデンブリッジ証券、双龍(サンヨン)自動車、才能教育等の闘争現場訪問。双龍自動車のテントでは、闘争の過程で亡くなられた同志たちへの焼香を行い、闘う決意を新たにしました。
東大門駅近くのチョンテイル橋からソウル駅前までのデモ行進と全国労働者大会に参加。特に、デモ行進は、3万人の参加で、当日の冷たい雨と風をものともしない力強いものでした。デモの要所では「律動隊」が鼓舞激励します。
12日、午前中「景福宮」見学。パンフレットには「景福宮は1935年に創建した朝鮮王朝第一の法宮(宮廷)・・日本の植民地時代、計画的に毀損され・・90年から本格的な復元工事を推進・・10年には正門の光化門を復元した」とあります。
昼からは、ソウル本部講堂での理念交流会です。内容は「韓国の公共部門の構造調整の現状と労働組合の対応」「医療民営化推進現況と課題」「KTX民営化阻止の闘い」、日本からは田中委員長が報告を行いました。
たくさん勉強した後は、お楽しみ、「訪韓団歓迎会・交流会」です。乾杯の音頭は、幕張支部・山田支部長が行うことになり、韓国語で、日本大使館抗議行動をはじめとしたソウル本部の外注化阻止闘争への支援にお礼を述べ、乾杯しました。 歌あり、笑いあり、楽しく時間が過ぎていきます。 日本から参加した訪韓団全員が、自己紹介を行いました。動労千葉からは、訪韓団に参加した全員が並んで自己紹介を行った後、代表して青年部の木科君が韓国語で自己紹介するとともに、国際連帯闘争が青年労働者に与えた影響や外注化反対闘争について発言するなど、会場を大いに沸かせました。
一連の行動が終ると、宿の近くの居酒屋で「反省会」です。いろんな話が出来ました。青年部の頃を思い出します。支部を越えた団結をつくるのは、これが一番です。

 「職場生産点=現場の闘いが世界につながる、世界を変える」を実感した訪韓闘争
今回の訪韓闘争中の11日は、日本でも、霞ヶ関を占拠する反原発闘争で20万人の決起があり、14日はヨーロッパ23ヵ国で1千万人を超える参加で、史上初のゼネストが闘われました。共通する闘いの課題・スローガンは、「民営化・外注化阻止=非正規職撤廃」「国際連帯」です。
99%の労働者が、1%の資本家・支配階級による分断を打ち破り、国際的な団結を取り戻しはじめています。動労千葉の外注化阻止闘争も、こうした世界史的な闘いの最先端にあります。
「職場生産点=現場の闘いが世界につながる、世界を変える」と、確信を深めることができた訪韓闘争でした。
13日は、おみやげを買い、この間の行動をエスコートしてくれたソウル本部の同志たちとお昼を食べ、帰国です。
インチョン空港でソウル本部の同志たちと別れる時、とても「ジーン」と来て、眼が「うるうる」しました。労働者の団結はハート、言葉はいりません。
さあ、闘いは続きます。タンギョル(団結)! トゥジェン(闘争)!


ゴールデンブリッジ証券による非正規職解雇撤回の闘争現場を訪問し交流(11日)

 


歓迎会であいさつする青年部・木科君

4日間お世話になったゲストハウスのお母さん、ソウル本部の同志たちと記念撮影(13日)

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