11.22 幕張支部、11.24千葉機関区支部定期大会

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JR―CTSで組織拡大に総決起を

 11.22幕張支部第40回定期大会

 幕張支部は、11月22日DC会館で第40回定期大会を開催した。議長には北村君を選出し議事が進められた。
 冒頭、あいさつに立った山田支部長は「この一年間の闘いとご協力、ありがとうございました。私も5月からエルダーとして上回り検修で働いてますが、驚いたのは仕事がきついこと、労働条件があまりにひどいことです。駅清掃に行った仲間はもっとひどい状況です。40年以上も鉄道で働いてきた仲間に対する、あまりにひどい仕打ちです。木科君が9月からJRに戻りましたが構内には仕事がありません。エルダーで他職場から来た方など、仲間同士を競い合わせるなど絶対に許せません。60歳になったから終わりでなく、次にエルダーに来る人のためにも65歳まで闘う以外にありません」と訴えた。
 本部・田中委員長からの来賓あいさつに続いて、執行部から議案と決算・予算案が提起され、その後、質疑応答が行われた。

質疑で出された主な意見

・エルダーで運転士に残った場合、運転適正検査などで落ちたり病気になった場合は日勤に降りられるのか。構内で、同じように乗務できなくなった場合はどうなるのか。
・10月10日に強制出向無効確認訴訟の判決が出たが、今後の取り組みについて聞きたい。
・支部の事務分科が少数になってきた。できれば車技分科と統合してもらいたい。

 答弁は、本部も含め行われ、議案が拍手で承認された。
17年度の新たな役員体制を確立し、外注化粉砕し、JR―CTSで組織拡大に総決起することが確認された。

65歳まで安心して働ける労働条件の確立を!

11・24千葉機関区支部23回定期大会 

 11月24日、千葉機関区支部は第23回定期大会を開催した。
議長に樋口君を選出で進められた。石川支部長は「新中期計画・貨物の大リストラを許さず闘いぬこう。期末手当・55歳・嘱託、賃下げ攻撃を粉砕するために、全組合員の総力を結集して、組織強化・拡大を実現し、18春闘に立ち上がろう!」と力強く挨拶を行った。
 本部・田中委員長からは、「国鉄の分割・民営化からこれまでは労働組合をつぶしてきた30年。これからは労働組合を甦らせる時。業務の外注化、非正規職が増え、貨物は嘱託、東日本はエルダー、65歳までの雇用の場をきちんとしていくことは、雇用破壊そのものとの闘いだ。第3の分割・民営化攻撃、貨物の矛盾と闘おう」と、世界やJR全体をめぐる動きと闘いの方向性について訴えた。
 地域共闘の仲間から「労働組合の最大の課題は組織拡大だ」と共に闘う挨拶を受けた。
 大竹副委員長から、年末手当などこの間の交渉経過、JR貨物を巡る具体的動きについて報告が行われた。
 その後、執行部から議案提起を受け、質疑応答の後、大会スローガン、運動方針案、予算案を採択し、石川支部長を先頭とした2017年度新役員体制を確立した。大会後には親睦会が行われ大いに盛り上がった。
 55歳からの基本給3割減給・嘱託社員の超低賃金打破、本線運転士の高齢者対策の実施=65歳まで安心して働ける労働条件を確立しよう。
第3の分割・民営化攻撃と闘い抜く、18春闘、次期ダイ改に向けて、今から闘いを開始しよう!

 質疑で出された主な意見
・会社の退職説明会は全員ではなく希望者のみだ。勤務の場合は年休で出ている。全員参加にすべきだ。
・嘱託再雇用は賃金が15万しか出ない。以前は年金が出てたが、これでは生活ができない。また地域で格差があるのはおかしい。
・嘱託になった組合員の組合費はどのようになっているのか。
・無線の資格(陸上特殊無線技士)について試験を受けてくれといわれているが必要なのか。また、もし合格しなかった場合どうなるのか。

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