6・10全国集会へ関越自動車道バス事故は新自由主義規制緩和の事故だ

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新自由主義への怒りを結集し6・10全国集会へ!

関越自動車道でのバス衝突事故は、新自由主義による規制緩和がもたらした事故だ!

 国鉄分割・民営化を契機とした新自由主義攻撃は社会のあらゆる構造を破壊し、労働者への賃下げ・首切り、非正規職化を激化させ、生命すらも奪う攻撃としてかけられている。
4月29日に関越自動車道で7名が死亡し、39人が重軽傷を負うという重大事故が発生した。この事故は、新自由主義が生み出した事故そのものであることをあらためてハッキリさせなければならない。
国鉄分割・民営化以降、資本が生き残るためにあらゆる規制が緩和されてきた。事前規制型の行政から事後チェック型に転換するという名目で安全が市場原理 にゆだねられた結果、7名が死亡するという重大事故に行き着いたのだ。防護壁に衝突し、大破したバスの姿は、05年4月25日にJR西日本で発生した「尼 崎事故」と全く同じだ。
この事故は、新自由主義を掲げて規制緩和を行った政府、国土交通省、そして資本家によって引き起こされたものだ。

210万世帯が生活保護を受けざる得ない現実こそ最大の問題!
 今、生活保護を不正に受給していたとしてタレントが集中攻撃を受けている。
しかし、この問題の核心は、生活保護を受けている世帯が、過去最大の210万世帯にまで達しているという社会の現実だ。労働者が賃下げ・首切りされ、働 いたとしても非正規職でまともに生活できる賃金すらも得られない中で、生活保護以外に生きる道がないところまで突き落とされているのが今の現状だ。
14年連続で毎年3万人以上が自殺に追い込まれ、2000万人以上が非正規職に突き落とされている。こうした現実には一切触れず、あたかも「不正受給」が問題であるかのようなウソが宣伝され続けている。
新自由主義政策によって社会のあり方、労働者が生きていく条件がことごとく破壊されている状況に対して、怒りを結集して起ち上がらなければならない。

労働運動の復権へ、新自由主義に反撃して闘おう!
 一方、新自由主義攻撃と25年間も真正面から闘いぬいてきた国鉄1047名闘争に対する攻撃が激化している。「4・9政治解決」を契機にして、国鉄分割・民営化の過程で行われた国家的不当労働行為や解雇攻撃に関して、一切にフタをしようとしている。
しかし、労働者が置かれている現状は、国鉄分割・民営化から始まったものだ。国鉄1047名闘争は、新自由主義攻撃と真正面から闘いぬき、敵の攻撃を25年以上にわたって阻止し続けてきた画期的な闘いだ。
国鉄闘争―1047名闘争を結集軸にして、反撃に起ち上がろう!
今、国鉄闘争全国運動にあらゆる分野の人たちが呼びかけ人として加わり、全国各地から賛同が集まっている。
新自由主義攻撃粉砕! 業務の全面外注化阻止! 全支部から全力で6・10に結集しよう!


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