5・14~16沖縄闘争報告 「基地と非正規の島」の現実に怒り

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5月14~16日、沖縄闘争に繁澤敬一副委員長と青年部のK君(京葉支部)が参加した。K君から現地闘争の報告を寄せてもらった。
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「復帰」44年5・14沖縄集会(5月14日)
国際通りデモ(5月14日)

5月14~16日の3日間にいろいろな体験をした。沖縄には闘争はもちろん、プライベートも含めて初めてだった。「沖縄は今でも戦争が続いている」と思った。
2つのアクシデントがあった。1つ目は、5月14日の早朝に沖縄大学の学生が不当逮捕されたこと。2つ目は韓国民主労総ソウル地域本部のチャンソクジュン主席副本部長とパクチャンスン政治委員長の2人が入管で足止めされたことだ。
14日はお昼に到着して、まず国際通りのデモに参加した。
右翼の妨害があったものの、成功だったと思う。
夕方に「復帰」44年5・14沖縄集会が開催され、繁澤副委員長が発言した。1047名解雇撤回闘争、これから始まるJR大量退職との闘い、CTSの就業規則改悪4月実施阻止の闘いを報告した。闘いの支援へのお礼と、6・5集会への大結集を訴えた。
その後沖縄で闘う仲間と韓国民主労総との交流会が開催され、いろいろな話を聞くことかできた。

今後の闘争へ活かしていきたいと思った。
最終日に参加したIJBSの社前闘争でも民主労総の2人と話しができたが、改めて「韓国語が必要だ」と感じた。
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基地見学(5月15日)
県民大会参加後デモ行進(5月15日)

2日目の午前中は普天間基地と嘉手納基地を見学した。

v基地を見て、沖縄の人がよく言っている「街の中に基地があるのか、基地の中に街があるのか」という言葉の意味が身にしみてわかった。基地と街の大きさの比率に驚いた。
その後、沖縄県民大会に参加した。多くの人が参加しているのを見て「基地はいらない」「怒りは限界だ」と感じた。
夕方、IJBS支援共闘会議の総会に出席した。総会で発言することとなり、本当に緊張した。CTSにおける就業規則改悪の4月実施を阻止したこと、CTSは10月1日実施を狙っていること、この6月が焦点になることを報告した。

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すごく濃い3日間だった。基地をなくし本当の意味で「沖縄返還」を実現させないといけない。沖縄の青年労働者と連帯して沖縄を取り戻し、日本でゼネストを起こしたいと再確認できた。

IJBS社前闘争
(5月16日)
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