韓国から オム・ギリョン鉄道労組 ソウル地方本部長 が6.8集会に参加

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全力で6・8集会に結集を!

鉄道民営化と闘う韓国・鉄道労組から
オム・ギリョンさん(ソウル地方本部長 ・元本部委員長)参加

鉄道民営化に反対する23日間の歴史的ストライキから労組破壊攻撃と対決して闘いを継続

 国鉄闘争全国運動6・8全国集会に韓国鉄道労組からオム・ギリョンさんが参加される。鉄道労組の元本部委員長であり、昨年の23日間の歴史的なストライキをソウル地域地方本部長として闘った仲間だ。

民営化にストで闘ってきた
昨年12月の鉄道労組の23日間のストライキは鉄道の民営化阻止を掲げて闘われた。この鉄道民営化が登場したのは、97年IMF危機以後のIMF管理下の中でだった。
それ以降、鉄道労組は民営化反対のストを闘ってきた。そして今回、水西発のKTX(高速鉄道)を分割し、新たな株式会社に運営させるという民営化案に反対して闘いに起ち上がった。スト参加率は76・5%、1万150人が参加した。
朴槿恵政権は合法な手続きを踏んだにもかかわらず、「政府の政策変更を要求することは交渉対象ではない」と不法ストだと規定した。そして12月22日、鉄道労組幹部の逮捕のためとして令状もなく5500人の警官隊を動員し民主労総本部の捜索を強行。136人の民主労総幹部を逮捕した。
この暴挙に、組合員のみならず韓国全体が怒りを燃やした。そこから28日の民主労総と韓国労総がともに呼びかける朴槿恵政権打倒のゼネストへと発展していった。

世論の7割が民営化反対に
 12月9日から30日まで闘われた今回のストは歴代最長となった。スト終結時にも、「一緒に闘い、一緒に戻ろう」を合い言葉に職場での闘いに移っていった。国家をあげた民営化攻撃に真正面からストライキで闘い、団結を守りぬいているのだ。
何よりも大きな成果は、このストライキ闘争で世論の7割が民営化反対となったことだ。それは、「単一労働組合が起こしたストライキによって民営化全般に対する国民的世論が形成されたという点で驚くべき事件だった」と表現されるほどだ。
この歴史的な闘いを先頭で闘いぬいたオム・ギリョンさんが6・8集会に参加する。彼は、その後の労組破壊のための配転攻撃に対しても、ハンストに起ち上がるなど先頭で闘いぬいている。
韓国鉄道労組とともに民営化・外注化粉砕しよう! 闘う労働運動の復権を! 6・8集会に全力で結集しよう!

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