次代を担う青年に訴える 職場と生活、未来をかけ動労千葉に結集しよう!

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《雇用と安全》を破壊する
外注化は絶対に認められない!
 昨年10月1日、JR東日本は検修・構内業務の外注化を強行しました。外注化は職場の安全と労働者の雇用を破壊し、青年の未来を奪うものです。だからこそ、「外注化反対」は絶対に譲れないのです。
 外注化の結果、職場は矛盾だらけです。業務委託とも呼べない、「偽装請負」というレベルを超えた違法な業務委託。それをごまかすために、厳格に守られなくてはならない運転法規さえ解体される。どういう内容に則って業務を行うことになっているかも明らかにされない。業務がバラバラにされた結果、誰も鉄道業務全体に責任を取らなくなっている。
 今は、これまで長年JRで職場を担ってきた労働者がいるから成り立っているにすぎません。こんなことを続ければ、間違いなく大変な事故にいきつきます。
 しかも、本来できもしない外注化を成り立たせるために、CTSへの強制出向が行われています。こうやって次々と業務ごと労働者を下請けに突き落としていくのが外注化です。これまでも民営化や外注化で膨大な労働者が非正規職に突き落とされてきました。すでに日本の労働者の38%、若者の半分が非正規職です。
 外注化を認めていたら、職場の安全も労働者の権利もぼろぼろにされてしまう。乗客や仲間の命も、自らの生活を守っていくことも出来なくなる。これからこの職場で働き、生活していく青年の未来が奪われていく。絶対に認めるわけにはいかないのです。
 今年10月にはさらなる外注化が狙われています。絶対に阻止するために共に声をあげよう!

外注化・「首切り自由」に
加担する東労組と決別を
 東労組は自らの組合員が外注化に反対する中、それを切捨てて外注化推進の手先になりました。そして、これまでの「グリーンスタッフの正社員化」要求をすて、「業職種限定社員」の導入を提言しています。
 これは、安倍政権が導入しようとしている「職種・地域限定社員」を率先して導入せよというものです。JR職員の9割は「職種・地域限定」の社員です。外注化でJRから業務を放り出せば、そこで働く職員は全員解雇できることになるのです。「解雇自由」にいきつき、強制出向の先には転籍か解雇かの二者択一を迫られることになります。
 会社が外注化で業務ごと労働者を下請けに突き落とし、出向・転籍を強要しようとしている。その時にこんな制度を提言しているのです。これが労働組合の姿か! 会社と結託して労働者を突き落とすなど労働組合としてあるまじき姿です。

労働組合本来の力を取り戻し
職場の現実を変えよう!
 労働者への攻撃に労働者の団結した力で立ち向かってこそ、仲間を守ってこそ労働組合です。その労働組合本来の姿を取り戻すべきときです。そして、労働者が団結し、仲間を守って闘うなら、職場の現実は必ず変えられます。
 動労千葉は一貫して外注化に反対し続けてきました。どんな困難があろうと、団結を守って闘いぬいて来ました。その結果、他の部門では波風立たずに進んだ外注化が、検修・構内業務だけは12年間止まったのです。
 会社は安全を犠牲にし、職場をバラバラにしてでも外注化をさらに進めようとしています。そして、矛盾も責任も労働者に押し付けています。こんな会社に「鉄道業務」を語る資格など全くありません。現場で働く労働者こそが鉄道を動かし、安全を守っているのです。だからこそ、労働者が団結すれば、この職場の我慢ならない現実は絶対に変えられる。
 動労千葉はさらなる外注化の拡大を阻止し、強行された外注化を絶対にひっくり返すために新たな挑戦を開始しました。これからの鉄道を担うのも、社会を担っていくのも青年です。仲間と共に、誇り高く生き働く職場を作り上げていくのも青年の力です。職場と生活、未来をかけ、共に闘おう! 動労千葉に結集しよう!

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