強制出向無効確認訴訟 協定も結ばず自由に出向させられてたまるか!

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どんな契約で出向させているか明らかにしろ!

 

5月8日、鉄建公団訴訟と共に外注化反対の強制出向無効確認訴訟が行われた。弁論に先立ち、動労水戸・石井委員長から意見陳述が行われた。
同意も協定もない出向は無効だ!
石井委員長はまず、本人の同意も無く、組合も出向協定を結んでいない中での強制出向を怒りをもって弾劾した。
「民営化や外注化は労働者を一方的に解雇し、労働条件を切り下げるためのもので、労働組合破壊です。だから、外注化のための出向には絶対反対でした。それ故に動労総連合は出向協定を結ばずに、組合員を守るために26年間闘い抜いてきました。」
本人の同意なき出向を認めないのは組合として当然のことだ。そして、出向協定がなく、会社が勝手に決められる就業規則だけで労働者に出向を強制することなど出来るはずがないのだ。しかも、今回の出向は業務ごと下請けに突き落とす、実質転籍だ。
外注化に反対してシニア協定がなければ継続雇用を拒否。今度は外注化に反対していて出向協定もなくとも強制出向。会社が命ずれば、出向も転籍も、解雇だろうと自由だとでもいうのか!
こんな非常識が、今や「常識」にされようとしている。労働運動が会社のデタラメをことごとく認めてきた結果だ。デタラメな外注化と徹底的に闘い、業務ごとJRに戻させよう!

 

委託契約の内容を明らかにしろ!
さらに、石井委員長は偽装請負の実態を追及していく。
「運転士や検修の仕事をする労働者を一人前にするには、JRに逆に出向させなければ出来ないのです。鉄道サービスにはそういう体制も仕事も設備もないのです。」「昨年10月から今まで、1から10までJRの指示によって、仕事が行われています。発注書兼作業指示書なる物が証拠です。JRが作成して、それを鉄道サービスのわれわれに横流ししているだけです。これが偽装でなくて何が偽装なのか」と痛烈に裁判長に訴えた。弁護団からも、「どんな根拠で業務を行わせているか明らかにしろ」と委託契約の開示を求めた。
これに対するJR側の回答は、委託契約に基づき指示していると自ら主張しているにも関わらず、なんとこの期に及んで契約内容を隠そうとしたのだ!
「やましいことがないなら明らかにしてみろ!」「出すものを出せ!」「そこで働く労働者を何だと思ってるんだ!」
法廷は、当該と傍聴席一体の凄まじい怒りに包まれた。検察上がりの裁判長もなす術なく、JR側の弁護士は激しい怒りの前に逃げ帰るしかなかった。
団交の場でも「必要ない」の一点張りだったが、法廷の場ですら明らかに出来ない。ここが奴らの弱点だ。徹底的に追及し、全てを明らかにさせよう! 

次回裁判

◎鉄建公団訴訟 判決
9月25日 14時~ 824号法廷
◎強制出向無効確認訴訟
7月3日 14時~ 527号法廷

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