乗務員目線による矛盾点の徹底的な追及を 第36回乗務員分科会定期委員会開催

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11月18日、DC会館において第36回乗務員分科会定期委員会が開催されました。

議長に千葉機関区支部・岩井篤君を選出し、検修・構内外注化に続き新たに強行された計画業務外注化と、久留里線ワンマン運転に代表される合理化攻撃の怒りの中で、50名の組合員が結集しての委員会となりました。
鈴木乗務員会長より「検修・構内外注化に続き新た計画業務外注化と基地再編、さらには久留里線ワンマン運転により、現場では大きな矛盾を抱え、弊害により問題点は増大し、安全はないがしろにされている。乗務員目線による矛盾点の徹底的な追及を通して、検修・構内をJR本体へ戻す闘いに勝利し、強制配転者をはじめとした組合員の運転士奪還、反合・運転保安闘争に勝利しよう」と挨拶。本部・田中委員長は、「検修・構内外注化により、多くの矛盾と弊害が存在している。とりわけCTSでの問題点は危機感を持たざるを得ない。検修・構内部門をJR本体に戻す闘いを中心とした闘いに勝利するためには、組織拡大が重要となる」と挨拶。大竹副委員長からは「貨物会社の経営状況は苦しく、社員の給与へと転嫁されている。これは、全て分割・民営化がもたらしたものであり許せない」との挨拶をうけた。
執行部より経過報告と運動方針(案)が提起された。

 

{質疑で出された意見}
・北嶋君の運転士復帰に向け、ストも辞さず闘いを。組織拡大につながる(津田沼)
・幕張出区番線に車両なし、トークバック呼び出しも応答せず。追及を (銚子)
・常磐線の運転範囲を被ばく15キロ圏へ絶対反対の立場で闘う(水戸)
・輸送混乱時の統合詰所における運転整理はどうなっているのか(佐倉)・千葉東部から10番線出区、進路表示10から0に変更、詳細を(千転)
・幕張入区直後の入換作業、手歯止め設置もあり、安全面から事前情報を(鴨川)
・輸送混乱時の運転取扱いについて、指令から自区へ連絡との指示あり (千葉機)
等々、報告も含めて活発な意見が出され、問題点については団体交渉により解決を図ることを全体で確認した。
乗務員目線により矛盾点を摘出・追及することを通して、検修・構内部門をJR本体へ戻すこと、基地再編を阻止すること、ワンマン運転を解消させること、職場からの闘いを通して、運転士登用差別・強制配転者の運転士奪還すること、そのために、組織拡大に立ち上がることを決議し、成功裡に終了した。

動労総連合第28回定期全国大会
■日 時  12月8日(日)13時~9日(月)12時まで
■場 所  8日 パークサイドホテル 9日 DC会館

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