DLへの冷房装置設置を要求して緊急申し入れ 乗務員の高齢者対策を早急に行なえ!

動労千葉は7月14日、「『DLへの冷房装置設置』等に関する緊急申し入れ」を行った。

 

動労千葉申第44号
2016年7月14日

東日本旅客鉄道株式会社
千葉支社長 藤 森 伸 一 殿

国鉄千葉動力車労働組合
執行委員長 田 中 康 宏

「DLへの冷房装置設置」等に関する緊急申し入れ

1.今年の夏は、歴史的な猛暑になるとの予報が発表されていることに踏まえ、DLに対して、早急に冷房装置を設置すること。

2.この間、運転士が乗務中に倒れるなど深刻な事態になっていることから、つぎのとおり運転士の高齢者対策を実施すること。
(1)業務外注化を直ちに中止し、検修・構内業務をJRに戻すこと。
(2)高齢者交番の設定等を直ちに行うこと。
(3)外周地域(居住地に近い地域)に雇用の場を確保すること。

工臨―冷房のないDL車両
担当者が倒れる事態が発生

JR東日本では、工事用臨時列車(工臨)などでDLが使用されている。しかし、冷房のない旧型の列車も多く、夏の車内は猛烈な暑さになる。
すでに運転士が乗務中に倒れる事態が何件も起こっている。その中には工臨の担当者も多くいる。それだけ負担が大きい業務なのだ。
起こっている事態は本当に深刻だ。今年の夏は歴史的な猛暑と予想されている。なおさら冷房装置を早急に設置することが必要だ。

 ダイ改合理化と外注化で限界を超えた労働強化

問題はそれだけではない。
会社は「ハンドル率の向上」を掲げてダイ改合理化を行い続けてきた。その結果、乗務員には限界をこえた労働強化が行われている。
明けで12時をすぎる行路、ロングラン行路、長時間持ち切りの行路が次々と増やされてきた。現場からは、「このままでは事故になる」と怒りの声が上がっている。
さらに、検修・構内業務が外注化され、乗務員が本線乗務から降りる職場も奪われている。無理をしながらでも乗務を続けざるを得ない状況だ。
その中で、工臨担当者は冷房のないDLでの乗務を強制されてきたのだ。

JRは乗務員の命と鉄道の安全を守る対策を行え!

JRは、何人もの運転士が倒れる事態が起こっていながら、何らまともな対策を行っていない。それどころか、さらなるコスト削減と利益を優先して合理化・労働強化を進めている。会社は労働者の命や健康を何だと思っているのか!
すでに育児のための短時間行路は導入されている。高齢者交番が設定できない理由はない。冷房装置も、現行のDL車両にそのまま設置することができる。会社が対策を行おうと思えば、すぐにでも実施できるのだ。
長距離行路の解消や乙行路での乗務の軽減、高齢者交番の設定、冷房装置設置は、乗務員の命と鉄道の安全に関わる問題だ。あいまいにすることは絶対にできない。
乗務員の高齢者対策を今すぐ行え!ダイ改合理化・乗務員への労働強化をやめろ! 反合・運転保安確立! 仕業緩和の実現、定年延長と65歳まで働ける労働条件確立へ向けて闘おう。