5月15~18日の沖縄闘争に青年部2人が参加し全国の仲間と共に闘いぬいた。2人から闘争報告を寄せてもらった。

辺野古新基地建設に怒り
沖縄県民大会3万5千人

6・7集会へ大結集を!

5月15~18日の沖縄闘争に青年部2人が参加し全国の仲間と共に闘いぬいた。2人から闘争報告を寄せてもらった。

 

仲間の思いが人を動かした
北嶋琢磨青年部長(千葉運転区支部)

 「沖縄返還」から43年たった今でも沖縄は基地の問題を抱えたままだった。豊かな自然、華やかな通りとは裏腹に戦闘機が轟音とともに空を横切っていた。本当の意味での返還は成されていないのが現実だと感じた。
県民集会には3万5千を超える人達が参加したが、登壇した人達の発言はどこか薄っぺらな感じがした。
集会後はスタジアム横、最寄のモノレール駅前でIJBS労組富田委員長がデモ行進への参加を呼びかけた。参加人数は200名ほど。しかし、駅へ向かう人達は皆足を止め、僕たちの呼びかけや訴えに耳を傾けていた。多くの人が話に頷き、「ガンバレ!」「そうだ!」と声をかけてくれ、デモ行進の励みになった。
そんな中、「なんとなくついてきた」という青年がいた。交流会で自己紹介して、「労働運動に興味があった」と話していた。1人でデモ行進に参加するほど思うことや、感じることがあったのだと思う。富田委員長の呼びかけに結集した仲間の思いが、人を動かした。その事に感動をおぼえた。
闘う労働組合、労働運動を取り戻すというテーマを軸に仕事、職場、生活、仲間はもちろん、自分らしさ、人間らしさを取り戻すため、今回の沖縄行動はこれからの活動に向けて良い刺激になった。

「いらない」と言う覚悟を
木科雄作(幕張支部)

なぜ世界から基地と戦争がなくならないのか? 世界の労働者のほとんどは「基地なんて無いほうが良い」「戦争なんてどんな理由があってもやりたくない」と思っているだろう。
だが資本は自衛や経済、雇用のためにと、労働者の生活を盾にして基地を造り、戦争をする。「地域振興」という甘くて苦い汁をすわせて「中毒」にし、労働者を分断してきた。
今回訪れたIJBSという会社も、沖縄振興の一環で作られたコールセンター会社だ。しかし、ほとんどの労働者が非正規なのが実態だ。パワハラも横行している。それに異を唱える者は雇い止め解雇。貧困と格差をうむ会社だ。
沖縄全体も非正規率は全国トップだ。「基地が無いと生きられない、戦争が無いと食べていけないなんてウソだ。そんな物はいらない」。それが今の沖縄の民意だ。だがその民意を形にするには、「中毒」から抜け出す覚悟が必要だ。その闘いに沖縄はたちあがったのだろう。
では沖縄以外はどうか? 全く同じことが言えるのが原発と地域の問題だ。原発なくして生きてはいけないという、まやかしと「中毒」が蔓延している。福島の現実をみれば、原発があったから生活も何もかもむちゃくちゃにされているのにだ。
全国に広がる非正規雇用もそうだ。「雇用優先」「流動性」「働きやすさ」。聞こえが良い言葉を並べてるだけだ。
私の今の職場CTSも立派なブラック企業だ。高い非正規率。会社は、千葉の最低賃金から時給20円あげただけで偉そうにする。時間外労働の賃金は、労組と一体でもみ消して払わない。そればかりか、労働強化までやっている。
その裏で親会社のJRは外注化をおしすすめて過去最高益を叩き出した。設備投資、内部留保、株主還元には莫大な金を使うが、労働者には還元しない。下請け会社にはホコリひとつ落ちてるだけで減点し、契約金を削ると脅す。事故が起きれば現場に責任転嫁する。ブラック親会社だ。
その現場で働く人間に必要な事は、おかしいものにはおかしい、いらないものにはいらないと言う覚悟ではないだろうか。