4・27出向裁判に結集しよう  証人尋問段階から大法廷での審理を

JR側主張に全面的な反論たたきつける

4月27日、第15回の動労総連合・出向命令無効確認訴訟が行われる。

出向延長は実質転籍だ

「原則3年」とされた出向命令はほとんどが延長された。「3年」の理由も、それを延長した理由もまったく説明されていない。はじめからJRに戻す気のない実質転籍だったのだ。
この問題を追及された会社は、「就業規則による出向命令権」というありもしない権利をでっちあげてきた。
「出向させるのも延長するのも会社の自由」というのだ。
就業規則は会社が勝手につくったものだ。そこに「出向させられる」と書けばすべて正当化できるなど、あまりにでたらめだ。外注化そのものに「正当な理由」など存在しない以上、出向も外注化も撤回以外にあり得ない。

安全が破壊されている

外注化による安全崩壊について、JRは何度も「事故原因は個人のミスで外注化は関係ない」と反論してきた。
だがCTSの車輪転削業務では14年7、8月に作業ミスが続けて発生したが指導や対策を何も行わず、8月12日に指を切断する重大事故を招いた。
さらに15年10月、ベテランを業務から外した上に要員まで削減した結果、作業中に中指を切る事故が起こった。CTSが安全対策を行うこともできない会社だと完全にはっきりしたのだ。
水戸でも安全崩壊が進んでいる。
15年2月に勝田車両センターでおきた脱線事故につながった「伝達ミス」は、外注化で作業がJRとMTSに分断されたことで引き起こされた。完全に外注化が原因の事故なのだ。
しかも、JR東日本冨田社長の新年インタビューでは「水平分業の深度化」が事故多発の要因と認めている。それを裁判では「外注化は関係ない」と主張するなど、完全なごまかしだ。

 完全な偽装請負だ!

さらなる偽装請負の実態も明らかになっている。3月9日にCTS幕張事業所でパンタグラフのすり板交換が必要になった。そのため交換終了までその車両が動かせず、入換作業の手順を変更しなくてはならなくなった。
CTS側は、JRからの発注通りにしか作業が行えない。JRに変更した内容で再発注してもらわなければ、作業を続けることもできない。
この実態は、CTSがJRから何一つ「独立」していないことを示している。完全な偽装請負だ。
しかも、本来責任を取るべきJR管理者が現場にいないため、CTSの現場作業者からCTS管理者を通じて変更した作業内容をJR側に伝えなければならない状況だ。外注化はこれほどの無責任体制を生み出しているのだ。
裁判闘争は外注化粉砕闘争の一つの柱だ。職場闘争と一体で闘いぬこう。大結集でJR・裁判所を追い詰め、証人尋問段階から大法廷で審理を行うことを要求しよう。

◎次回裁判
4月27日(水)11時30分~
東京地裁527号法廷