2013 闘 春

明けましておめでとうございます。

昨年10月、検修構内業務の外注化が強行されて40名以上の組合員がCTSに強制出向させられた。2001年以来10年以上、激しい組織破壊攻撃を受けながら、外注化だけは許してはならないと真正面から立ち向かい続けてきた課題だっただけに、動労千葉にとっては国鉄分割・民営化に次ぐほどの大きな節目となる年だった。
もう一点。25年目にして、ついに1047名闘争で国鉄改革法の壁に穴を開ける手がかりをつかみとった。6・29判決だ。動労千葉の9名は、当初、JR採用候補者名簿に搭載されていたのに直前に「不当な動機」によって作られた不採用基準によって外されていたことが明らかになった。
新たな闘いが始まった。あらためて原点に返らなければいけない。労働運動全体が、雪崩うって屈服していく困難な状況であるが、われわれが実現してきた闘いのもつ意味は決定的だ。
シニア制度との闘い、激しい組織破壊攻撃との闘い、この10年以上にわたる外注化との闘いの過程は本当に大変だった。国鉄分割・民営化の時も同じだった。動労千葉の組合員は25年間団結を守って闘い続け、いい勝負に持ち込んでいる。
NTTはじめ他の企業で起きていることはなにか。もしわれわれが検修構内外注化問題でも徹底抗戦に持ち込んでいなかったら、今頃は、転籍を含めまさに全面的な攻撃になっていたことは間違いない。
しかし、今回の攻撃は終わりではない。むしろ始まりに過ぎない。民営化・外注化という攻撃は一旦認めたら、どこまでもエスカレートしていく攻撃だ。
昨年12月26日には、外注化・出向無効確認を求める訴訟も提訴し、いよいよ外注化阻止の第二ラウンドの闘いが始まった。鉄建公団訴訟の控訴審も始まった。いずれも、国鉄分割・民営化25年との闘いの決着を求める意味をもつ裁判だ。

安倍超反動政権と対決し、階級的労働運動の復権を

2013年は、資本主義の矛盾・危機があらゆる意味で限度をこえて進行する年になる。
安倍超反動政権が誕生した。10年で200兆円の公共投資、金融緩和…日本は間違いなくギリシャのように国家破たんにつき進む。インフレターゲットや消費増税が叫ばれる一方、雇用破壊や大失業、公的部門の全面的な民営化攻撃がこれまでのレベルをこえて進もうとしてる。社会保障制度や医療・教育の崩壊が限度をこえ、生きることすらできない現実がのしかかろうとしている。
とくに、4月から施行される「改正」高齢法や労働契約法が雇用を破壊する猛毒のような役割を果たそうとしている。7月参議院選挙で三分の二を確保して一気に改憲に持ち込もうと躍起になっている。福島を先頭とした怒りの声をふみにじって原発再稼働が推進される。
本当に労働運動が力を取り戻さなければならない。その意味ではチャンスだ。国鉄闘争が再び大きな焦点にせりあがっている。
原発事故後、JR資本のもつ位置が、日本資本主義の延命政策の中心を占めるようになっている。原発輸出が簡単にいかなくなった結果、新幹線などの鉄道建設を鉄道運行システムごとパッケージで輸出することが最大の経済政策になっている。一つの事業が1兆円規模の巨大なものだ。JR側も、海外進出で巨額の利益をあげることを経営戦略の柱にすえている。それと一体で、政府の手先となって、外注化を無制限に合法化することや、これからの雇用破壊政策のモデルを自らつくろうとしている。外注化阻止闘争の第二ラウンドはこれまで以上に大きな意味をもつ闘いだ。

外注化粉砕に向けた第二ラウンドの闘いに総決起を!

「職場は矛盾だらけ」と言うだけでは闘いにならない。現場で横行している我慢のならない現実や矛盾の中にこそ、組合員がその下に団結できる具体的な闘いのきっかけがある。今年にも計画業務など、新たな外注化が強行されようとしている。反合・運転保安闘争を今日的に発展させ、新たな闘いをつくる。それが核心だ。
さらに、困難な闘いだが、何としても本格的な組織拡大を実現する。JRだけでなく、CTSでも闘いを組織する。本体と下請、その双方から闘いをつくる。これまで経験のない闘いだが、それができたときに外注化は粉砕できる。
また、強制出向と不当解雇の二つの裁判闘争に勝利するために全力で闘おう。動労千葉の未来だけでなく、労働者全体の権利がかかっている。
そして、3月ダイ改での久留里線ワンマン運転問題をはじめ、反合・運転保安闘争を強化する。2月には滝君を絶対に運転士に取り戻さなければいけない。
そうした闘いを何としても、民営化・外注化・非正規職化粉砕、階級的労働運動復権に向けた大きな流れに組織しよう。反原発闘争では、今も毎週金曜の官邸前闘争が続いている。時代は変わろうとしている。大失業と戦争に突き進む安倍超反動政権と対決し、階級的労働運動を復権させよう。

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