阪急電鉄では、外注化の解消に伴って約840人が直接雇用に!  JR四国でも外注化の破綻で保線業務が本体に戻された

すべての仲間をJRに戻せ!

JR東日本は昨年10月1日には検修・構内業務を、今年10月には計画業務の外注化を強行しました。この外注化は完全に偽装請負であり違法行為です。検修・構内業務も、CTSにプロパーとして雇われた仲間の教育も、すべてJ R が行っています。それを互いに出向にださせることで偽装請負隠しを行っているのです。すべてが違法行為の外注化を進め、鉄道の安全と労働者の雇用を破壊し、会社の利益だけを追求しようとしています。絶対に許せません。

外注化解消で直接雇用に

違法な外注化は撤回するのが当然です。そうなればCTS にプロパーとして雇われた仲間もJRの職員となる権利があります。
実際に、阪急電鉄では、外注化の解消に伴って約840人の労働者が外注先の会社から直接雇用に切り替わりました。その仕事をするために雇われたのだから、仕事が本体に戻ればそこで働く労働者も本体に移れるのが当然です。

外注化の矛盾で破産

阪急電鉄は先頭を切って鉄道業務の外注化を進めていた会社です。車掌業務は下請け会社からの出向で、本体の熟練労働者と下請け労働者が混在しながら乗務させていました。同じ車掌なのに賃金などの労働条件に大きな格差が生じました。さらに、運転士まで外注先で採用・養成する計画さえ立てられていました。そして、どこまでも労働者の権利を破壊し、会社だけは利益をむさぼろうとしていたのです。
しかし、外注化は解消されました。その理由は、「安全強化」「偽装請負を疑われる」「迅速な対応ができない」「待遇の格差による士気低下」です。外注化の矛盾による破産です。
偽装請負にならないためには、運転指令、駅、乗務員の連携の際にも、本体と外注先の労働者間で直接のやり取りは出来ません。本体会社から指示を出すには、一つ一つ作業責任者を通さなくてはなりません。職場はバラバラにされ、作業は遅くなり、安全も崩壊していきます。幕張車両センターで10月8日に起きたポイント割り出しは、外注化前のように直接やり取りが出来れば100%起きなかった事故です。
JR四国でも外注化の破綻で保線業務が本体に戻されました。車両検査や線路点検などを次々と外注化していった結果、技術継承も出来なくなり、「計画から施工、確認までを一体的に行う方が良い」と会社自身が認めざるを得なくなったのです。

「外注化反対」を職場全体の声に 

阪急鉄道でもJR四国や北海道でも、鉄道業務丸ごと外注化の矛盾と破綻が明らかになっています。外注化は矛盾に満ちた攻撃であり、必ず粉砕できます。そのためには、「外注化反対」の声を職場全体であげ、行動することです。みんなの力で外注化を打ち破り、すべての仕事と仲間をJRに取り戻そう。