闘  春 2014年元旦 日刊動労千葉1月1日

闘  春

明けましておめでとうございます。
2013年の闘いは一〇四七名の解雇撤回闘争において大きな前進をかちとった。昨年の東京高裁の9・25判決では地裁と同じように、不当労働行為が行われたことを認定した。しかし、不当労働行為を認定しながらも解雇撤回には至らなかった。しかし、この判決は、国鉄分割・民営化が不当労働行為によるものであること、労働組合つぶしが目的であることをはっきりさせた。
外注化攻撃では、10・1に計画業務の外注化が強行され、構内業務がすべて外注化された。JR貨物では夏季、年末手当の超低額回答がやられ、実質的な大幅な賃金切り下げが強行された。JR北海道における検査結果の隠ぺいや考えられない事故の多発は分割・民営化の破産を示している。新自由主義攻撃の元凶となった分割・民営化の破産は、今日の新自由主義攻撃の破産を示している。
2013年は、新自由主義が行き着いた先は民営化、外注化の蔓延、そして労働者の間の格差の拡大に他ならない。しかし、この攻撃を打ち破る展望を勝ち取ったのも2013年の闘いだった。2014年の闘いでこのJR体制、新自由主義攻撃に決着を付けなければならない。

昨年自民党安倍政権は、多くの労働者人民の反対の声の中で特定秘密保護法を成立させた。国会前には連日多くの労働者駆け付け、怒りの声をあげた。安倍政権は国家安全保障会議の設置も決定した。そして昨年末には靖国神社への参拝を強行した。韓国・中国人民の気持ちを踏みにじり、アメリカから「失望した」と言われて全世界から孤立しても改憲・戦争へ突き進もうとしている。
沖縄では辺野古への新基地建設を県知事に納得させ、沖縄の基地撤去の声を踏みにじって建設を行おうとしている。福島においては、子ども達に甲状腺ガンが多発している。危険レベルを引き下げ、福島の県民を命を犠牲に逆に金儲けのための原発出を強行氏よとしているのだ。
安倍政権は、改憲と戦争へ突き進む政権だ。絶対に労働者人民の力で打倒しなければならない。

一方、韓国では韓国民主労総が鉄道労組が民営化阻止を掲げて12月9日よりストライキに決起している。組合指導部への逮捕令状の発行と懲戒処分7千人という大弾圧にこうして闘い続けている。12月22日には、民主労総本部への警察権力を導入して130人をこえる組合員を連行した。民主労総の本部事務への警察が踏みいるのは初めての事だ。しかし、鉄道労組の指導部を逮捕することが目的だったが、一人の幹部も逮捕できなかった。
そして12月28日にはゼネストに起ち上がっている。韓国鉄道労働者と連帯して、外注化・非正規職化を撤廃いさせよう。JR体制を粉砕し、新自由主義攻撃を打ち砕こう。

2014年の闘いの課題の第1は、外注化、強制出向粉砕へ全力で闘いぬくことである。動労千葉は、昨年CTSが請け負う清掃作業において不正が行われていることを明らかにし、CTSとJRとで交渉をおこなった。しかし、両者とも不正の事実を否定し、開き直りと誤魔化しに終始している。また、われわれは、金子さんの労災認定の申請の調査の過程で成田空港駅の労働者が過酷な労働条件で働かせられていることが明らかになった。
CTSはブラック企業であり、こんな会社に検修・構内業務を受託する資格はない。そして、今CTSは、プロパー社員を入社して1年足らずで仕業検査や構内運転士の資格を取らせて業務に使おうとしている。鉄道業務のなんたるかを知らずにただその日の要員が確保されればいいという全く許し難い事態だ。
検修・構内業務の外注化を直ちに止めさせなければならない。外注化による不正と矛盾をはっきりさせ外注化を止めつるために全力で闘おう。

第二は、貨物賃下げ攻撃粉砕へ14春闘へ総決起することである。貨物会社の労働者は会社発足以来激しい賃金切り下げの攻撃にさらされてきた。この十数年ベアベロに抑えられ、手当は年間3箇月であった。今年は、賃金切り下げを画策し、それができないとなると手当の削減に踏み込んできた。夏、年末合わせて2・4箇月。東日本の半分以下だ。こうなることは国鉄分割・民営化当時から分かっていたことだ。JR体制を打倒しなければならない。
14春闘で貨物の賃下げ攻撃粉砕、大幅賃上げ獲得へ全力で闘いに起ち上がろう。

第三は、一〇四七名の解雇撤回へ最高裁での勝利判決を何としてもかちとろう。地裁でも高裁でも不当労働行為を認定した。それならば解雇撤回の判決しかあり得ない。最高裁への10万人署名運動をやりきり、勝利判決をかちとろう。全国の労働者がこの裁判に注目している。この署名運動それ自体がJR体制打倒の闘いであり、多くの労働者の国鉄闘争全国運動と一〇四七名の解雇撤回闘争への決起をかちとる闘いとなる。
そして2・16労働者集会の成功をかちとろう。国鉄分割・民営化に決着をつけよう。解雇撤回をかちとろう。

第四は、2月1日、北島君のライフサイクルからの運転士復帰を何としてもかちとろう。ライフサイクルによって「運輸のプロ」を作るというのは大ウソで有り、ただただ駅要員の不足を補うためでしかないことがはっきりした。それも駅の外注化のよる、5年でのグリーンスタッフの雇い止めを運転士で補うためのライフサイクルの深度化なのだ。北島君奪還、ライフサイクル制度撤廃へストライキを含む闘いを配置して闘おう。
3月ダイ改では久留里線において久留里ー亀山間の列車削減、ローカル線の切り捨て、ワンマン運転に反対して闘いに起ち上がろう。

最後に、これらの闘いの勝利を勝ち取るためにも何としても組織拡大をかちとろう。組織拡大をかちとり、2014年の闘いに勝利しよう。