訪米報告  中村本部執行委員 アメリカの鉄道労働者と国際連帯

 

RWU(鉄道労働者連帯)大会

アメリカのRWU(鉄道労働者連帯)の2年に1度の大会に招待され、3月30日から4月5日の1週間、飛行機で日本より約12時間、時差14時間のシカゴに行ってきました。
アメリカの労働組合は職能別組合で組織されているが、RWUは、全ての鉄道労働者がひとつになって労働者の立場に立ちきって闘おうと立ち上がった労働者の運動体です。 安全、労働条件を共有し討論し、その場で議決していました。
そこに、韓国、フランス、中国、日本の鉄道労働者がゲストとして招待され、中村が、「国鉄分割民営化攻撃に対して唯一ストライキで闘い、そして30年間 今も闘い続けて、国家的不当労働行為を暴き出した。そしてこの闘いは動労千葉だけの問題ではなく非正規労働者が40%を越す今、労働者全体の問題であり、 これに反撃し勝利することが労働者が生きることの出来る世の中をつくり出す道だと思います」と、発言しました。

シカゴ教組(CTU)のストライキ

4月1日の早朝に、UTA(ロサンゼルス統一教組)のア―リ―ン・イノウエさんたちと待ち合わせ、シカゴ教組のピケットラインへ、市 の北西部にあるル―ズベルト高校には、そこの分会の組合員だけでなく、北西イリノイ大学の教職員、AFSCME,シカゴ都市交通労組、介護労働者を組織す るSEIUの支部、そして、父母、生徒など相当の数が結集していました。教師のストライキに生徒を含めて声を上げていました。


CTUストライキ、韓国民主労総の仲間と

州や市当局が予算を通さず、教師や自治体労働者に賃金が払われない。多くの学校が統合され廃校にされている。この資本主義の末路に対して99%が一体になって声を上げているのです。日本では報道されていませんが、歴史的なストライキです。

LABORNOTES(レイバーノーツ)大会

レイバ―ノ―ツ(ランク&ファイル=現場労働者)の大会が同じ会場で行われ、 RWUの代表のロン・カミンコウ氏の司会で「世界鉄道労働者懇談会」が開催され、中村が発言しました。
「1972年に列車と列車が衝突する船橋事故がありこの事故を運転士個人の責任にせず、合理化が問題であり、同じ仕事をする労働者一人ひとりの問題であるとして闘った。『運転保安闘争

世界鉄道労働者懇談会で発言する中村執行委員

』の原点でありこの闘争を闘えたからこそ20万人労働者の首切り、国鉄分割民営化攻撃にストライキで闘い今も外注化・非正規化攻撃に絶対反対で闘えている」んだと訴えました。
韓国民主労総の仲間からは、「職種、国を越えて労働者は団結して闘う」と訴えがあり一同で確認しました。
今回の訪米にあたりご尽力頂いた動労千葉国際連帯委の皆さん、通訳で同行して頂いた方々、ありがとうございました。この体験を闘いの力にしていきます。