計画業務の60%しか外注化できない実体が明らかに!

構内計画業務の「10・1」外注化絶対に阻止!
計画業務の60%しか外注化できない実体が明らかに!

「計画案をJRが確認することは偽装請負だ」との追求に、全く答えられず!

幕張車両センターでは、2徹が3徹1日勤体制に!
 動労千葉申56号に基づく構内計画業務外注化阻止に向けた団体交渉が、9月2日から始まった。
団体交渉には、計画業務を担当している組合員を含めて各支部から参加する中でJR千葉支社に対する徹底的に追求が行われた。
千葉支社は、構内計画業務の外注化提案にあわせて14名の要員削減を行い、この14名を計画業務とともに出向させようとしている。出向の事前通知については、「就業規則で14日前までに行うことになっており、9月16日以前に行う」ことを明らかにしてきた。
一方、千葉支社は、提案では管理者5名増であったにもかかわらず実際には6名増えることについて、次のように回答を行ってきた。
幕張車両Cの場合、現在、運転当直1徹、構内助役1徹の7人体制だ。これに、3人をプラスして構内助役を2徹体制にすること、もう一人は構内総括として日勤勤務で対応するとしている。結局、幕張車両Cでは、JR側は2徹体制から3徹1日勤(土日は除く)の11名体制になるということだ。
業務としては、業務委託を行う上での作業発注、構内の安全管理、JR内での駅や信号所、指令とのつなぎを行うとしている。
しかし、これらの業務は、これまでは構内助役が行ってきた業務であり、業務を委託したからといって特別に増やす必要は全くないのだ。
また、現在、構内計画担当が行っている業務の内、CTSで行うことのできない業務を確認したところ、①運用部分の整理、②運用を決める部分、③関係駅との入出区時間の調整、④運転報との照合、⑤指令電報の取扱、⑥険修業務に関する当直・技官との調整等々については委託できないためJRに残さざるを得ないというのだ。
結局、今回の計画業務の委託では、計画担当が行っていた業務の内、約60%しか委託できないということだ。

一連の作業に対してJRが2回の発注行為を行う?
 委託後の指揮命令系統の流れについて千葉支社は、別紙(下記参照)の流れになるとの考え方を示してきた。
この中で、JRが行う「計画業務」の発注において、JRがCTSに渡す資料は、車両運用表、(特急とローカル、快速)運転原簿の中身、線閉も含めた構内保守作業、乗務員訓練予定、臨時列車予定、険修原簿の中身(保全検査、臨検等)、清掃予定、修繕を行う上での番線取予定等々であり、10日程度先までの予定をあらかじめ渡すことを明らかにしてきた。
CTS内では、作業責任者からの指示で計画担当が計画表を作成し、その後、作業責任者との間で内容を確認し、その後、JRに戻すことになる。その上でJR側が計画案の内容を最終的に確認するというのだ。そして、間違いがなければJR側で清掃を指定し、再度構内入換作業として再度発注するとの回答を行ってきた。
間違いがあった場合はCTSに戻し、修正した計画書を再度提出させるとしている。
しかし、計画の立案から構内入換作業までは本来一連の作業であり、この間でJRが計画の内容を確認することは、請負業務に対してJRが介入する偽装請負であることを組合側が追求すると、「計画と入換業務は別々の業務だ」として、問題ないとの回答を行ってきた。

「作業は別々」だと言いながら完了報告は一回だけ?
 しかし、現在、構内入換作業が終了すると「作業完了報告書」がCTSからJRに提出されている。これは、計画業務から構内入換業務まで全ての作業が一連の作業として行われている中での完了報告書であり、JRも認めている。
組合側が、計画業務の作業完了はいつなのか、計画の完了報告書はどうするのか、完了報告がないならば作業は一連の作業であり、JRが確認することは偽装請負であることを追求すると、千葉支社はそれ以上回答できなくなり、「再度検討する」との回答を行わざるを得ない状況となった。
結局、構内計画業務は、全体の60%しか委託できないこと、一連の作業にJRが介入すること自体偽装請負であることが明らかになった。

構内計画業務外注化阻止へ、動労千葉でともに闘おう!