自衛隊を米英軍の占領地(戦場)に送るな!

侵略出兵のための「イラク新法」粉砕!

政府の「人道支援」「非戦闘地域への派遣」は全くの欺瞞

有事関連法の制定をもって、日本は再び戦争への道を踏み出しているなか、政府は、その戦争法の発動ともいうべきイラクへの自衛隊派兵に踏み切ろうとしている。しかも、その理由は「人道支援」「非戦闘地域への派遣」という見え透いたペテン・欺瞞を使ってである。
戦後初めて自衛隊(しかも陸自=陸軍)が派兵されようとしているのは、米英軍の全土での戦闘・虐殺を繰り返しているイラクである。
戦争への痛苦な反省をこめて制定されたはずの憲法9条を踏みにじり、他国に武力で乗り込むという侵略出兵を絶対に許してはならない。そのための「イラク新法」は粉砕あるのみである。

イラクは、全土が戦闘状態

政府与党は「イラクの非戦闘地域への派遣だ」と繰り返しているが、これほど「国民」を愚弄するものはない。マスコミですら、イラクでは連日、米英軍がイラク人民との戦闘で虐殺を繰り返していることが報道されている。英軍の中にはイラク人捕虜の虐待すら行われていることが報道されている。米陸軍司令官さえ「イラク全土がコンバット・ゾーン」と言っているのである。
与党のイラク調査団の報告の中で、公明党は「戦闘地域はなかった」「有能な自衛隊の派遣が求められている」などと答弁している。断じて許せない!

イラク人民の怒り!
「自衛隊も米英軍と同じ 反撃対象」

6月中旬、米軍がイラク元軍人の給与要求デモに発砲し、多数の死傷者を出した。現地の記者は、「イラクの元軍人は、占領軍の米英軍と行動を共にする自衛隊も反撃の対象とみんな言っている」と報道している。
イラク人民、ムスリム人民の怒りと解放闘争、反米武装闘争は、猛然と爆発しようとしている。その米英軍に唯一援軍を送ろうとする日本に対する怒りは計り知れないものがあろう。われわれは、たたかうイラク人民やパレスチナ人民をはじめ、立ち上がる世界の人々と固く連帯し、米の世界戦争計画反対、派兵阻止、イラク新法粉砕にたちあがろう!

イラク派兵の恐るべき狙い

ありもしない「大量破壊兵器」をデッチ上げ、イラク人民の大虐殺を行った真の狙いは、石油の支配権を握り、イラクー中東の植民地化ー勢力圏化を狙う戦争であったことは、今やはっきりとしている。日本の派兵は、その石油利権の分け前にあずかるために占領軍の一員として登場するということなのである。
そして、これを機に陸上自衛隊を占領軍として駐留させ、自衛隊を人を殺せる侵略軍隊へと質的に転換させようと目論んでいる。

イラク新法を止めよう!

政府は、「7月初め」の衆院通過に焦っている。焦りは危機の表れでもある。今回は参院での審議に時間が必要であり、7月28日の会期末までに終わらせるためには7月4日までに衆院を通過させなければならないというタイムリミットにギリギリに追いつめられている。しかもこの「新法」はあまりにもスキだらけである。そこを徹底的に突こう。
百万人署名運動のよびかけに応え、国会行動へ! 反戦共同行動委の提起する諸闘争にたちあがろう。なによりも陸・海・空・港湾20労組とともに「有事立法を完成させない」「発動させない」「戦争協力拒否」の闘いを職場で、地域で広範につくりだそうではないか。2度と過ちを繰り返さないために。