総力をあげいざ闘おう 03春闘外注化阻止第2ラウンドへ!

第1ラウンドで切り開いた地平

02春闘では、最重要課題として検修・構内業務の全面外注化ー新保全体系合理化を何としても阻止することを掲げ闘い抜きました。
この間の闘いでわれわれは、会社側の断然優勢という下馬評をはねのけ、第1ラウンドから敢然と攻め立てました。苦しくなった敵は反則技(幕張不当配転事 件)を仕掛けましたが、この攻撃がさらに組合員の闘志に火をつけいっそうの団結を固める結果となりました。この団結力がジャブ、フック、ストレートと連打 を繰り出し、敵をロープへと追い込んでいったのです。そしてこの怒りに満ちた団結力で、以下のような成果を勝ち取ることができました。
(1) 千葉支社だけが検修・構内業務の外注化提案を行うことができないという事態 に追い込んだこと、
(2) 新保全体系合理化の作業ダイヤを半年で撤回し、修正提案せざるを得ない状況に追い込んだこと、
(3) 黙っていれば嵐のように吹き荒れたであろう組織破壊を、封じ込めたこと、
(4) 攻防の焦点であった検修職場を中心に団結のこれまでにない強化を勝ち取り、組合側が職場の力関係を握りしめたこと、
(5) シニア制度で新たに9名の仲間が組合方針のもとに闘い抜くことを表明してい ること、
この成果は、われわれがニューフロンティア21は第二の分割・民営化攻撃であり、中途半端な闘いは通用しない、手をこまねいていれば労働組合の団結はバ ラバラに解体され、賃金や雇用も含め権利や労働条件は根本から解体される、そのような性格の攻撃であると見据えきり、乾坤一擲の闘いに決起したからこそな しえたものです。
また、シニアー外注化攻撃の最大の弱点は、退職者を超低賃金で「再雇用」することによって逐次業務の外注化を強行するというやり方そのものにあります。 これは否応なく職場で「仕事を奪われる側と奪う側」という激しい対立を生み出すものであり、組合が容認し、職場での抵抗が全くないことを前提にしてしか成 り立ちようがないものです。 われわれは「動労千葉が職場の団結を守り、外注化絶対反対の闘争態勢を維持している限りこの攻撃は必ず破綻する。だからこそ この攻撃との攻防戦は、動労千葉の団結を潰そうとする組織破壊攻撃との闘いとなる」ことを確認し、三ヶ月間決戦の最大の獲得課題を、検修職場の団結強化に おいたのです。
そして何よりも困難な状況を突き破って実現された四日間のストライキー総行動ー非協力闘争への全組合員の総決起が、大変な迫力となって組織破壊攻撃を封じ込め、今日の力関係を形成し闘いの主導権を握りしめる大きな地平を切り開いたのです。

いざ第2ラウンドでKOだ!

第2ラウンドの闘いのゴングはすでに鳴らされています。劣勢になった会社側もこのまま簡単に倒れるはずはありません。形成逆転をするた めにひそかにカウンターパンチを狙っていることは間違いないでしょう。われわれが一番心配しなければならないことは、一旦握りしめた攻防の主導権は絶対に 手放してはならないと言うことです。現在の情勢を見れば、この地平に安住し、守りに回れば大反動が襲いかかることは必定です。徹底して攻めつづける闘いが 求められています。
03春闘では再度、検修・構内外注化の新年度実施を阻止する闘いを構築しなければなりません。そして闘いの焦点は、外注化阻止、習志野電車区廃止ー組織 破壊攻撃粉砕闘争になることを見据え、非協力闘争の継続・強化、JR総連解体ー組織防衛・強化・拡大闘争への全組合員の決起をはかり、シニア19年生まれ の団結を確立して組織一丸となって闘い抜かなければなりません。
また、外注化は検修・構内業務にとどまらず、駅や車掌業務の外注化までが強行されようとしています。 まさに鉄道業務の大半を外注化しようとする無謀な攻撃です。
この攻撃に対しわれわれが勝利をつかむためには、会社とJR総連革マルとの結託体制打破を抜きに語れません。この間、会社と革マルの反動的結託体制も瓦 解しようとしています。東労組をめぐる逮捕・大規模な家宅捜索が示していることは、国家権力が分割・民営化の総決算、総仕上げに突っ込んできているという ことです。また、東労組の本部執行部8名の辞任に見られるように東労組の内部分裂も明らかになっています。
こうしたJRをめぐる情勢の激動は動労千葉の飛躍を実現する絶好のチャンスです。今こそ組織の更なる団結をはかり、東労組の組合員(特に平成採)に、第 二の分割・民営化攻撃の本質、東労組・革マルの裏切り、労働組合の闘いの重要性を訴えよう。われわれ自身の殻をうち破り、動労千葉への結集を大胆に訴えよ う。
この組織拡大への闘いこそが、第二の分割・民営攻撃粉砕、外注化阻止へ向けてJR当局を完全にマットにわれわれのKOパンチに他なりません。

営業職場の外注化に向けた駅体制の大幅な変更を許すな!

 強制配転者を原職に取り戻そう!

動労千葉は、千葉支社が昨年11月に、22駅の駅長の廃止を中心にした「駅体制の見直し」提案に対して、1月23日、2月10日の2回にわたって団体交渉を行い、提案の撤回と強制配転者の原職復帰に向けて千葉支社を追及してきた。
千葉支社の提案では、現行の管理駅エリア=28エリアを大幅に見直して24エリアにすとともに、それに合わせて表1のとおり22駅の駅長を廃止しようと いう、これまでにも例を見ない体制変更だ。この結果、千葉以東で駅長が配置される駅は表2のとおり18駅のみだ。
また、これまで駅で行ってきたポイント清掃についても81駅を委託し、作業ダイヤに盛り込まれて残る駅は表2のとおり23箇所にまで削減しようというもので、運転保安上も極めて重大な問題である。

委託を前提とした22駅長の廃止提案

今回の22駅長の廃止について千葉支社は、「管理駅体制を変更したことにともない、駅長の業務を見直した」との回答を行ってきた。結 局、駅長を廃止し、その業務を助役や一般の駅員に押しつけるというものでしかないことがより明らかとなった。とくに駅業務の場合、現行の要員配置では到底 業務をさばききれないため、駅長も業務の多くを手伝うなど実質的な労働力になっている状況で、今回の提案は現場にとってみると労働強化以外のなにものでも ないことは明らかだ。
また、今回の駅長の削減提案は今後の委託に向けたものかと問いただすと、全く否定もせずに「そういうことになると思います」と平然と回答するにいたっており、第2の分割・民営化攻撃が本格的に開始されたことを物語るものだ。

地域間異動でどうにか要員を確保

しかし、こうした千葉支社の回答とは裏腹に、廃止対象となっている駅長らは「理由も何も聞いていない」「この会社はどうなるんだろう」などと今回の削減に対して不満や疑問を公然と出しており、会社の側にも大きな矛盾があることがより明らかとなっている。
現在の千葉支社における営業関係の要員需給は、100名を超える余力があるとしている。しかし、この数字は、東北や信越地区からの地域間異動により確保 されている状況だ。現在、地域間異動では、1090名が首都圏地域に配属され、その内約200名が千葉支社に配属され、160名が営業職場、残りが車掌の 業務に就いているという状況だ。
しかもJR東日本が、50歳以上の労働者や東北・信越エリアの労働者を職場から追い出すために退職手当の特別加算金の一部見直しや期間限定の加算金を新 設していることなどを考えると、今後の営業職場における要員需給がこのまま続くとは到底考えられないことは明らかだ。
今回の千葉支社の「営業職場の体制見直し」提案は、将来的に営業職場の要員が足りなくなることを前提にして、大幅な業務委託を行うための攻撃であることは明らかだ。
しかも、分割・民営化以降16年目を迎える中でいまだに40名を超える仲間たちが営業職場に置かれている。
動労千葉は、千葉支社による営業職場の外注化攻撃と闘いぬくとともに、強制配転者の原職復帰に向けて闘いぬ全力で闘いぬく決意だ。03春闘に職場からの怒りの決起をかちとろう!

【表1】

駅長廃止提案箇所
武蔵野線
市川大野
船橋法典
総武本線
都 賀
物 井
酒々井
八日市場
八 街
外 房 線
誉 田
土 気
上総一ノ宮
大 原
東 金 線
東 金
内 房 線
浜 野
八幡宿
姉ヶ崎
長 浦
袖ヶ浦
大 貫
成 田 線
木 下
小見川
空港第2

【表2】
駅長配置はこれだけ!千葉以東

線 区
箇所名
総武本線
四街道
佐 倉
成 東
銚 子
成田線
成 田
佐 原
鹿島神宮
湖 北
外房線
蘇 我
鎌 取
大 網
茂 原
勝 浦
内房線
五 井
木更津
君 津
館 山
安房鴨川
久留里線
久留里

【表3】

ポイント清掃が残る箇所
総武本線
両 国
錦糸町
市 川
西船橋
津田沼
幕 張
黒 砂
千 葉
東千葉
外 房 線
蘇 我
内 房 線
木更津
久留里線
横 田
久留里
上総亀山
京 葉 線
海浜幕張
新習志野
南船橋
二俣新町
市川塩浜
新浦安
葛西臨海公園
新木場
成 田 線
成田空港

 

【表4】
副駅長配置箇所

箇所名
現 行
改 訂
錦糸町
西船橋
廃止
船 橋
廃止
千 葉
津田沼
新浦安
木更津
成 田
廃止
館 山

※西船橋 は助役として配置